今回の記事を読むと以下のポイントを抑えることができます。
- 8月の京都の旬を把握
- かき氷で有名な京都のお店を把握
- Instagramの利活用方法
ぜひ、興味がある方は最後まで読んでいってくださいましorz
背景
私は、「観光」をすることが大好きです。
3連休があると、ついつい日帰りで観光ができる場所へふら〜と行きます。
ただ、最近ふと気づいたわけですよ(驚
私、「旬な観光をしていない」と!!!(涙
これは、どういうことかと言いますと、「秋といえば紅葉!京都で紅葉を堪能できる永観堂に行こう!」といった観光をしていないということです(涙
ここで、「旬な観光」を定義します。
旬な観光とは、今の季節・時期だからこそ、最大限堪能できる観光のことである。
heroの頭の中
「SNSを分析し、旬な場所へ行ってみた」シリーズでは、Instagramを分析し、旬な場所を特定し、実際に行ってみた結果を綴って行きます。
それでは、「旬な観光」をみていきましょう!!
進め方
本記事の構成を簡単に説明します。
まず、どのようなデータ活用し、どういう分析をするのかを説明します。
次に、特定した旬な場所を説明し、観光計画に関して説明します。
その後、立案した観光計画を元に観光した結果に関して説明します。
最後に、「旬な観光ができたのか?」や「改善することはないのか?」に関して説明します。
データ分析
活用するデータについて
では、初めにどのようなデータを活用するのかに関して記載します。
活用するデータとしては、「Instagramの投稿データ」となります。
上記は、「伏見稲荷大社」という場所に対して私が写真を撮影し、Instagramに投稿した例です。
Instagramは、場所ごとに写真を投稿することができます。
今回の分析では、場所ごとに投稿されたデータを用います。
今回の分析に利用したデータの量に関して下記に記載します。
分析対象となる投稿数 | 932166 |
分析対象となる場所 | 12090 |
分析方法について
では、次に分析方法について記載します。
以下の分析を行い、「旬な場所」の特定します。
- 月ごとの頻出単語を導出
- 場所ごとの頻出単語を導出
- 1.で導出したものを可視化
- 3.で可視化したものから旬な単語を選択
- 4.で選択した単語を利用し、2.で導出した頻出単語を用いて場所を検索
上記の5つのステップを用いて「旬な場所の特定」を実施しました。
1.と2.では、pySparkを用いてがっつりプログラミングをしました。
このプログラミングに関しては、別の記事で説明できればと考えています。
3.で可視化したものを以下に掲載します。
可視化するにあたって、OSSである「Elasticsearch」と「Kibana」を利用しました。
導入方法や活用の仕方に関しては、また別の記事で説明したいと考えています。
掲載した図に関して説明します。
グラフの縦軸は、「ある単語が8月に利用された回数」となります。
グラフの横軸は、「8月に利用された単語」となります。
横軸は、縦軸の値で降順にソートして表示しています。
すなわち、「8月の京都では、”お盆“という単語が最頻出単語である」ことが分かります。
このグラフをみていて、私が興味を持った単語は「かき氷」です!!
(「花火」は、コロナのため開催されないだろうし、「桃」は、きっと電車ではいけない観光地になりそうですし涙)
ということで、次に「かき氷」という単語がよく使われる場所を検索していきましょう!
5.のステップでもOSSである「Elasticsearch」と「Kibana」を利用しました。
それらを元に作成したグラフを以下に掲載します。
掲載したグラフに関して説明します。
グラフの横軸は、「場所の名称」になります。
グラフの縦軸は、「”かき氷“という単語が使用された回数」となります。
横軸を縦軸の値を用いて、降順でソートしたものをグラフとして描画しています。
以上のような分析を行なったところ、「8月に旬な場所」を特定することができました。
それでは、次は観光計画を立てていきましょう!!!
観光計画
8月の京都では、「かき氷」が旬であることを特定しました。
また、下記のように「かき氷」で有名な場所も特定することができました。
二條若狭屋 寺町店 |
中村軒 |
Pass the baton 京都 |
城陽市寺田東ノ口44-54旅籠屋利兵衛寺田本店 |
中宇治yorin |
祇園 京きなな |
吉祥菓寮 祇園本店 KISSHOKARYO |
Pâtisserie TATSUHITO SATOI |
うめぞの茶房 |
雪ノ下京都店 |
走井餅老舗 |
うめぞのcafe&gallery |
茶房 いせはん |
たすき |
京都祇園あのん |
京都 妃屋(kisakiya) |
福寿園 宇治菓子工房 |
京はやしや 京都三条店 |
伏見区 |
京町家 カフェステ HaLu |
ということで、今回の観光は、「かき氷」を巡る観光にしましょう!
アクセスが良い祇園四条あたりのかき氷をピックアップしました。
グーグルマップとにらめっこしながら、効率的に観光できる下記の計画を立てました!(この作業だいぶ疲れるので、なんとか自動化したい涙)
- 祇園 京きなな (祇園四条駅から徒歩)
- 吉祥菓寮 祇園本店 KISSHOKARYO (徒歩)
- Pass the baton 京都 (徒歩)
- 京都祇園あのん (徒歩)
上記のように訪問していきます。
午前中にかき氷を1杯食べ、午後にかき氷3杯食べるという鬼スケジュールとなりました(汗
お腹が心配ですが、頑張ってきます(笑
実際に観光してみた
それでは、実際に観光してきましたので振り返りを綴っていきます。
結論から記載すると「観光を計画する際に考慮点が足らず、非効率な観光をしてしまったが、かき氷は美味しかった!」となります。(笑
祇園 京きなな
祇園四条駅には、11時頃に着きました。
駅から出ると、お外は猛暑でした。
体を冷やしたい気分となり、早歩きで「祇園 京きなな」へ突撃しました。
現場へ到着したところ、お店は13時からでした。(食べログに11時営業開始と書いてあったのに・・・)
どうやら、お盆?かコロナの影響?のためか、営業時間が変わっていたようです(汗
ということで、午後にこのお店に行こうと思いましたが、かき氷を食べすぎたためか、訪問することはできませんでした(汗
営業時間が変動したことをどうにかしてInstagramのデータから抽出できないかを考えてみます。
Pass the baton 京都
ということで、観光計画が早くも狂ってしまいました。
午前中に空いているところを調べたところ、「Pass the baton 京都」が空いているということが分かりました。
早速、「Pass the baton 京都」に突撃しました。
現場には、11時30分ごろに到着しました。
お店の外に行列がなかったことから、「すぐに食べられる!」と思ったのですが、そうは甘くなかったです。(涙
「Pass the baton 京都」では、整理券システムを導入しており、「整理番号が呼ばれたら、お店へ訪問し入店できる」という仕組みでした。
11時30分ごろに整理券を発券したところ、66組目で「6時間後に入店できます」とお店の方に言われました。
結局、17時30分ごろに入店できました。(本当に6時間後でびっくり汗)
入店後、「抹茶のかき氷」をいただきました。
写真の通り、ボリューム満点なかき氷でした。
かき氷の粒のふわふわさとしては、今回食べたかき氷の中では、「2位」でした。
しかし、まさかこんなに「待ち」が発生するなんて、びっくりでした。
こういった「待ち」情報をなんとかして、Instagramのデータから抽出できないかを今後検討します。
吉祥菓寮 祇園本店 KISSHOKARYO
「Pass the baton」で「6時間待ち」が発生したので、その間に「吉祥菓寮 祇園本店 KISSHOKARYO」へ行くことにしました。
待ち時間なしで、すんなりと入店することができました。
20食限定である「紅茶蜜」のかき氷にありつくことができました(嬉
紅茶の蜜がかかったかき氷を人生で初めて食べたのですが、本当に美味しかったです!
かつ、ここのかき氷の粒のふわふわさは、今回食べたかき氷の中で「1位」でした!
そのおかげかしりませんが、かき氷を食べている最中に頭が痛くなることはありませんでした(笑
京都祇園あのん
続いて、「京都祇園あのん」へ行くことにしました。
ここも待ち時間なしで、すんなりと入店することができました。
抹茶かき氷を注文したところ、「デカ盛り」かき氷がきました(汗
こんなデカ盛りかき氷は、食べたことがありませんでした(汗
ここのかき氷の粒のふわふわさは、今回食べたかき氷の中で「3位」でした!
デカ盛りかき氷を食べたい!とあれば、このお店がおすすめです。
かき氷って、お店ごとに色々な特徴があるんだなと、考えさせられました。
こういうそのお店ならではの「特徴」もどうにかしてInstagramのデータから抽出したいです。
実際に観光してみて
今回は、3件の「かき氷店」を訪問してきました。
お店に入ったところ、結構な数の人がかき氷を食べていました。
そういった様子をみて、「8月の京都は、かき氷なんだな〜」と感じました。
実際に、この暑い中食べたかき氷はどれも美味でした。
また、データ分析をし観光する上で、以下の点を考慮すれば、さらに楽しい観光ができると感じました。
- お店ごとの特徴を提示
- 「待ちが発生する」や「営業時間が変わった」などの観光に約立つ情報を提示
まとめ
では、最後に本記事をまとめます。
- 8月の京都では「かき氷」を求める人が多い。
- 「かき氷」を食べるにも一苦労する。
- Instagramのデータ分析は観光する上で役に立つ。
- かき氷の粒のふわふわさが1番だと感じた「吉祥菓寮 祇園本店 KISSHOKARYO」がおすすめ。
- 抹茶かき氷は、筆者の好みではない。
以上です。
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