★悩み★
・「マクロ」という言葉は、聞いたことあるけど何か分からない。
・「マクロ」で何ができるのかを知りたい。
・「マクロ」の作成方法を知りたい。
・プログラミングをせずに「マクロ」を作成する方法を知りたい。
こういった「悩み」に答えます。
★本記事の内容★
① Excelマクロとはどのよなものかをご紹介
② Excelマクロの記録方法(実機検証)をご紹介
これからご紹介する「Excelマクロの記録方法」を実践したことで、筆者は30分以内でExcelマクロの記録ができました。
記事の前半では「Excelマクロとはどのよなものか」を解説しつつ、記事の後半では解説図を交えながら「Excelマクロを記録する方法」をご紹介します。
この記事を読み終えることで、「Excelマクロの記録方法と使い方」を把握した状態になります。
Excelマクロとはどのよなものか?
Excelマクロとはどのよなものかをご紹介します。
★Excelマクロとは何かを解説する流れ★
ステップ1:Excelマクロで何ができるかをご紹介
ステップ2:ExcelマクロとVBAの違いをご紹介
上記の流れで、Excelマクロとは何かをご紹介します。
以降で、各ステップに関してご紹介します。
ステップ1:Excelマクロで何ができるか
Excelマクロで何ができるかをご紹介します。
Excelマクロとは、以下の機能のことを指します。
Excelに標準で導入されている機能であり、「データの集計」、「データの並び替え」や「シートの印刷」などのExcel上の操作を記録して、自動的に実行させる機能のことである。
要するに、Excelマクロとは、「Excel上での操作を自動的に実行してくれる」機能のことです。
以上が、「ステップ1:Excelマクロで何ができるか」となります。
ステップ2:ExcelマクロとVBAの違い
ExcelマクロとVBAの違いに関してご紹介します。
「マクロとVBAの関係性」は、以下となります。
マクロは、Excel上での”機能名“を指す。
一方、VBAは、マクロを作成する際に利用される”プログラミング言語“のことを指す。
VBAとは、「Visual Basic for Applications」の略称である。
要するに、「VBAによって、マクロを作成することができる」ということです。
ちなみにVBAが利用できる製品に関しても調べてみました。
マイクロソフトが1990年代に開発していた汎用プログラミング言語・Microsoft Visual Basicを、同社製品のMicrosoft Officeに搭載したものがVBAである。VBAを使用することで、Excel、Access、Word、Outlook、PowerPointなど、Officeのアプリケーション・ソフトウェアの機能をカスタマイズしたり、拡張したりすることができる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Basic_for_Applications
上記のようにMicrosoft OfficeであるWordでもマクロを利用することができます。
Wordを起動して確認したところ、上図のように「マクロ」がありました。
以上が、「ステップ2:ExcelマクロとVBAの違い」となります。
以上が、「Excelマクロとはどのよなものか?」に関してでした。
Excelマクロの記録方法(実機検証)
Excelマクロの記録方法(実機検証)に関してご紹介します。
★Excelマクロ記録方法のご紹介の流れ★
ステップ1:作成するExcelマクロの設計
ステップ2:Excelマクロの記録に利用するテーブルを作成
ステップ3:Excelマクロの記録に利用するフィルターを設定
ステップ4:Excelマクロの記録
ステップ5:記録したExcelマクロを図形に割り当て
ステップ6:記録したExcelマクロのシートを保存
上記の流れで、「Excelマクロの記録方法」をご紹介します。
以降で、各ステップに関してご紹介します。
ステップ1:作成するExcelマクロの設計
作成するExcelマクロの設計に関してご紹介します。
今回、作成したいマクロのイメージは以下のようになります。
上記のような顧客名簿があったとします。
「女性抽出」と書かれたボタンをクリックすることで、「性別に”F”が記載された顧客のみ表示する」とExcelマクロを作りましょう。
以上で、「ステップ1:作成するExcelマクロの設計」は完了です。
ステップ2:Excelマクロの記録に利用するテーブルを作成
「Excelマクロの記録に利用するテーブルを作成」に関してご紹介します。
まずは、Excelマクロに利用するテーブル(顧客名簿)を作りましょう。
以下をExcelにコピペして、テーブル(顧客名簿)を作成しましょう。
ID | 名前 | 住所 | 誕生日 | 性別 |
1 | A | 大阪府 | 89/12/19 | M |
2 | B | 大阪府 | 00/10/01 | M |
3 | C | 奈良県 | 91/01/01 | F |
4 | D | 大阪府 | 20/02/02 | M |
5 | E | 奈良県 | 87/12/10 | F |
6 | F | 大阪府 | 01/12/19 | M |
7 | G | 兵庫県 | 05/01/01 | F |
以上で、「ステップ2:Excelマクロの記録に利用するテーブルを作成」は完了です。
ステップ3:Excelマクロの記録に利用するフィルターを設定
「Excelマクロの記録に利用するフィルターを設定」に関してご紹介します。
ステップ2で作成したテーブル(顧客名簿)の「ヘッダー(IDや名前の行のこと)」にフィルターを設定します。
以下の操作をし、フィルターを作成しましょう。
操作①:「ID」と書かれたセルをクリック
操作②:「Data」と書かれたタブをクリック
操作③:「Filter」と書かれたボタンをクリック
上記の操作をすることで、下記画像のようにフィルターが設定された表となります。
以上で、「ステップ3:Excelマクロの記録に利用するフィルターを設定」は完了です。
ステップ4:Excelマクロの記録
「Excelマクロの記録」に関してご紹介します。
では、次に作成したテーブル(顧客名簿)から「女性情報のみを抽出する」マクロを作ります。
上記画像のように「Record New Macro」を選択します。
その後、下記のような画面が表示されると思います。
「Macro name」欄には、これから作るマクロの名称を入力します。
今回は、「filter_woman」と入力しましょう。
その後、「OK」ボタンをクリックすることで、マクロが登録が開始されます。
以下のように「女性情報のみを抽出する」操作を行いマクロに操作を記録させます。
操作①:「性別」と記載されたセルをクリック
操作②:▼をクリック
操作③:「Equals」を選択
操作④:「Equals」の右横にある空欄に「F」を入力
上記の操作後、マクロの記録を停止させるために、「Stop Recording」をクリックします。
以上で、「顧客名簿から女性情報のみを抽出する」マクロを作成できました。
以上で、「ステップ4:Excelマクロの記録」は完了です。
ステップ5:記録したExcelマクロを図形に割り当て
「記録したExcelマクロを図形に割り当てる方法」をご紹介します。
図形の四角形を選択し、四角形の中には「女性抽出」(任意)と記載してください。
その後、作成した四角形の上で「右クリック」します。
「Assign Macro」をクリックし、先ほど作成した「filter_woman」というマクロを割り当てましょう。
そうすることで下記画像のように、女性抽出と記載された四角形をクリックするだけで、「女性情報のみが記載された顧客情報」を作成することができます。
以上で、「ステップ5:記録したExcelマクロを図形に割り当て」は完了です。
ステップ6:記録したExcelマクロのシートを保存
「記録したExcelマクロのシートを保存する」方法をご紹介します。
マクロが登録されたExcelは、「xlsm」形式で登録する必要があります。
csvなどの形式で保存してしまうと、せっかく作ったマクロが登録されません。
すなわち、ファイルを再度開いた際に、また一からマクロを作る必要があります。
以上で、「ステップ6:記録したExcelマクロのシートを保存」は完了です。
ちなみに、「VBAを使ったプログラミング方法」を知りたい方は、以下をご覧ください。
以上の6ステップで、Excelマクロを記録し、利用することができました。
【まとめ】Excelマクロの記録方法を理解
今回の記事を通して、「Excelマクロの記録方法」をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
★悩み★
・「マクロ」という言葉は、聞いたことあるけど何か分からない。
・「マクロ」で何ができるのかを知りたい。
・「マクロ」の作成方法を知りたい。
・プログラミングをせずに「マクロ」を作成する方法を知りたい。
「Excelマクロの記録方法は?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。
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