【観光】SNSを分析し、旬な場所へ行ってみた〜6月の京都は「紫陽花」〜

★悩み★
・6月に京都を観光するんだけど、どこがおすすめなんだろうか。
・Instagramから6月のおすすめ場所なんて抽出できるのだろうか。
・Instagramから得た6月のおすすめ場所は本当に6月におすすめなのか。

こういった「悩み」に答えます。

★本記事の内容★
(1) 6月に京都を訪れる場合のおすすめ観光地をご紹介
(2) Instagramから6月のおすすめ場所を抽出する方法をご紹介
(3) 筆者が実際に「楊谷寺」を6月に観光してみた感想をご紹介

この記事を書いている筆者は、約5年間、Instagramを利用しています。
Instagramの活用用途としては、「写真投稿による日々の生活の記録」や「Instagramに投稿されたデータをプログラムで分析し観光に有益な情報を抽出」です。

ここ最近、Instagramの分析を元にした観光を立案し実施したところ、同伴者からは「よくこういう場所を知っているね!物知り!」や「このシーズンしかみられない見所を堪能できて楽しい!」などの言葉をいただける機会が増えました。

同伴者に高い観光満足度を提供できている」筆者が、「Instagramから把握できた、6月に京都を訪れる場合のおすすめ観光地」に関して解説していきます。

6月に京都を訪れる場合のおすすめ観光地

では、「6月に京都を訪れるあなた」におすすめの観光地をご紹介します。

結論としては、筆者は以下をおすすめします。

★6月に京都を訪れる場合のおすすめ観光情報★
・6月の京都は、「紫陽花」が見所です。
・「紫陽花」で有名な「楊谷寺」/「丹州觀音寺」/「藤森神社」がおすすめです。

以降で、筆者がどういう過程を経て、上記の結論を導き出したかをご紹介します。

「6月におすすめの観光地」を把握するため、筆者は以下の手順をとりました。

手順1: 6月の京都府における特徴的な単語(例:4月なら”桜”)を確認
手順2: 確認した単語(例:”桜”)がよく用いられる場所を確認

まず、6月の京都府における特徴的な単語をご紹介します。
その後、特徴的な単語を1つピックアップし、その単語がよく用いられる場所をご紹介します。

手順1:6月の京都府における特徴的な単語

6月の京都府における特徴的な単語を以下の円グラフに表示します。

円グラフから、「紫陽花(あじさい・アジサイ)」/「」/「新緑」が特徴的な単語とであることが分かります。

上記の円グラフから、以下のことを導き出しました。

上記の円グラフから、6月の京都府では紫陽花」に関してInstagramに写真投稿する人が多いように考えられます。
ということは、
6月の京都府は「紫陽花」が見所なのではないだろうか。
「紫陽花」で有名な何かしらの場所が京都府にあるのではないだろうか。
と考えられます。

今回は、円グラフの中で「紫陽花(あじさい・アジサイ)」が占める割合が多かったので、「紫陽花」に関して深掘りしていきましょう。

「紫陽花」という単語がよく用いられる場所を確認

続いて、「紫陽花」という単語がよく用いられる場所を以下のグラフで確認しましょう。

上記の円グラフから、「眼病平癒祈願所 柳谷観音(楊谷寺)」/「丹州觀音寺」/「藤森神社」の場所でのInstagram投稿において、「紫陽花」という単語がよく使われていることが分かります。

すなわち、上記の円グラフから、以下のことが導き出せるのではないでしょうか。

上記の円グラフから、「眼病平癒祈願所 柳谷観音(楊谷寺)」に対するInstagram投稿において、「紫陽花」という単語がよく使われていることが分かります。
ということは、
・「眼病平癒祈願所 柳谷観音(楊谷寺)」は、「紫陽花」で有名な場所なのではないだろうか。
と考えられます。

試しに「楊谷寺 紫陽花」とGoogle検索をしてみると、かなりの記事数がヒットしました。
さらにこれだけではなく、実際に筆者は6月に「楊谷寺」に行ってきました。
確かに紫陽花がお寺全域で育っており、とても綺麗でした。(本記事の最後にて、観光してみた感想を記載しています。)

そのため、「楊谷寺は紫陽花で有名」という見解は当たっていると考えます。

6月に京都を訪れる場合は、「紫陽花」をテーマとして観光してみるのはいかがでしょうか。
「紫陽花」で有名な「楊谷寺」も観光に組み入れることで、さらに観光が充実したものになると思います。

SNS(Instagram)から6月におすすめな場所を抽出する方法

結論として、「Instagramから6月のおすすめ場所を抽出することは可能」です。

分析に利用したデータ【Instagramを利用】

Instagramから「京都府における6月のおすすめ場所」を抽出するため、以下のデータを用いました。

データについてデータ数備考
Instagramに投稿されたデータ932166例:楊谷寺の紫陽花が綺麗だった!
投稿されたデータに紐づいている場所データ12090例:楊谷寺/清水寺といった場所情報

Instagramは、場所ごとに写真を投稿することができます。
今回の分析では、場所ごとに投稿されたデータも用いました。

利用した分析方法

プログラミング(Python)/大規模分散処理フレームワーク(HadoopとSpark)/可視化ツール(Kibana)を活用して、「6月の京都府における頻出単語」と「場所ごとの頻出単語」を算出しました。

利用したプログラムやどういったシステム構成図にしたのかに関しては、また後日、記事にします。

京都府にある”楊谷寺”を6月に観光してみた感想

6月下旬に「楊谷寺」に行ってみました。
そのときに一番印象的に残った写真が以下になります。

こんな色の「紫陽花」があるの?こんなところにも紫陽花植えているの?といった驚きがたくさんありました。

見所

楊谷寺を一通り観光するのにかかった時間は、だいたい1時間30分ぐらいです。
かなり大きなお寺だったため、綺麗な庭園鯉が泳いでいる池もありました。
また、眼の病気に効果があると言われている「お水」も飲むことができるので、ぜひ飲んでみてください。

注意点

楊谷寺は、最寄駅(例えば、JR長岡京駅)からは、徒歩で行くことはおすすめしません
なぜならば、歩道がなくかつ傾斜がきつい道だからです。
また、楊谷寺へ行くためのバスは定期的に出ていないため、車をお持ちでない方はタクシーで行く必要があります。
筆者は、タクシーを使いましたが、片道1800円ぐらいでした。

余談

タクシーの運転手さんとお話をしたところ、楊谷寺付近は、「たけのこ」が有名らしいです。
たけのこのステーキというものがあり、何やら1万円もするのだそうです。

こういった地域ごとの名産物もデータ分析で抽出できるか挑戦してみます。

【まとめ】SNSを分析し、旬な場所へ行ってみた〜6月の京都は「紫陽花」〜

今回の記事を通して、6月の京都における見所/その抽出方法/実体験をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。

★悩み★
・6月に京都を観光するんだけど、どこがおすすめなんだろうか。
・Instagramから6月のおすすめ場所なんて抽出できるのだろうか。
・Instagramから得た6月のおすすめ場所は本当に6月におすすめなのか。

6月に京都を訪れるけどどこに行こうか迷っているあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。

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