【Pythonで確認】WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順

 

★悩み★
・WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認したいけどどうすればいいのかな。
・WordPressの管理画面から全記事の閲覧(PV)数を確認するのは手間だな。
・「WordPressの全記事の閲覧(PV)数」の中で閲覧数トップ3を知りたいな。


こういった「悩み」に答えます。
 

★本記事の内容★
① WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備をご紹介
② WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順をご紹介


これからご紹介する「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順」を実践したことで、2時間以内で「WordPressの全記事の閲覧(PV)数の中で閲覧数トップ3」を把握できました。

記事の前半では「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備」を解説しつつ、記事の後半では「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順」を紹介します。

この記事を読み終えることで、「WordPressの記事の閲覧(PV)数を簡単に把握できる」状態になります。
 

WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備


「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備」に関してご紹介します。

★WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備の流れ★
手順1:Pythonをインストール
手順2:Pythonライブラリをインストール
手順3:WordPressのテーマ「Cocoon」をインストール
手順4:WordPressのテーマ「Cocoon」の閲覧(PV)集計を有効化


上記の流れで、「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月15日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)


以降で、上記「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備の流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:Pythonをインストール

「手順1:Pythonをインストール」に関してご説明します。
 

Pythonを使って「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認」を実現するため、Pythonをお手持ちのパソコンにインストールしましょう。



以下の記事を参考にし、お使いのパソコンやサーバーにPythonをインストールしましょう。

>> 【ubuntu向け】pyenvでPythonをインストールする手順【簡単】

>> 【コピペOK】pyenvでPythonをインストールする手順【Linux用】

>> 【最短5分】PyAutoGUIをWindowsにインストールする手順の「手順1:Pythonのインストール」を参照

>> 【環境構築】インストーラーでMacOSにPythonをインストール

 

既にPythonをインストールされている方は、本手順を省略してください。


以上で、「手順1:Pythonのインストール」は完了です。
 

手順2:Pythonライブラリをインストール

「手順2:Pythonライブラリをインストール」に関してご説明します。
 

WordPressの情報をPythonで取得するために、Pythonライブラリをインストールしましょう。


「Pythonライブラリのインストール手順」に関しては、下記記事の「手順2:Pythonライブラリをインストール」をご覧ください。
 


以上で、「手順2:Pythonライブラリをインストール」は完了です。
 

手順3:WordPressのテーマ「Cocoon」をインストール

「手順3:WordPressのテーマ「Cocoon」をインストール」に関してご説明します。
 

「WordPressの各記事の閲覧(PV)数を確認」するために、WordPressのテーマ「Cocoon」の「閲覧(PV)数を集計する機能」を使います。


WordPressのテーマ「Cocoon」のインストール手順に関しては、以下の記事をご覧ください。
 

 

既にCocoonを使われている方は、本手順を省略してください。


以上で、「手順3:WordPressのテーマ「Cocoon」をインストール」は完了です。
 

手順4:WordPressのテーマ「Cocoon」の閲覧(PV)集計を有効化

「手順4:WordPressのテーマ「Cocoon」の閲覧(PV)集計を有効化」に関してご説明します。
 

Cocoonの「閲覧(PV)集計機能」が有効であることを確認しましょう。


Webブラウザを起動し、WordPressの管理画面を開きましょう。

アクセス後、「Cocoon 設定」(下図の赤枠)→「アクセス集計」(下図のオレンジ枠)を順にクリックしてください。
クリック後、「アクセス集計の有効化」(下図の黄緑枠)にチェックが入っていることを確認しましょう。
 

 

「アクセス集計の有効化」(下図の黄緑枠)にチェックが入っていない場合、チェックを入れてください。


以上で、「手順4:WordPressのテーマ「Cocoon」の閲覧(PV)集計を有効化」は完了です。
 

上記の流れで、「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するための準備」ができました。

 

WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順


「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順」に関してご紹介します。

★WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する流れ★
手順1:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムを作成
手順2:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムの動作確認


上記の流れで、「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認」できます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月15日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)


以降で、上記「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムを作成

「手順1:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムを作成」に関してご説明します。
 

Pythonで「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラム」を作成しましょう。


Pythonで「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する」プログラムは、以下となります。プログラム中の「適宜変更」と書いてある部分は、自分用に書き換えてください。

import pymysql.cursors
from datetime import datetime, date, timedelta

"""
データベースの変数
"""   
user = ''          # DBのユーザ(適宜変更)
passwd = ''        # DBのパスワード(適宜変更)
host = 'localhost' # DBが稼働するホスト名(適宜変更)
db = 'wordpress'   # WordPressが利用しているデータベース名(適宜変更)

"""
投稿した記事のタイトルとIDを取得する関数
"""
def get_data_from_db(_user, _passwd, _host, _db):

  blog_data = {} # key:id, value:[title,url]

  conn = pymysql.connect(
        user = _user,
        passwd = _passwd,
        host = _host,
        db = _db
  )

  c = conn.cursor()
  c.execute("select * from wp_posts")
  for data in c.fetchall():
    id = data[0]
    title = data[5]
    url = data[-5]
    blog_data[id] = [title, url]

  conn.close()

  return blog_data


"""
投稿した記事のpvに関するデータを取得する関数
"""
def get_pv_data_from_db(_user, _passwd, _host, _db):

  pv_data = {} # key:date, value: {post_id, count}

  conn = pymysql.connect(
        user = _user,
        passwd = _passwd,
        host = _host,
        db = _db
  )

  c = conn.cursor()
  c.execute("select * from wp_cocoon_accesses")
  for data in c.fetchall():
    post_id = data[1]
    date = data[3]
    count = data[4]
    
    tmp_dict = {}
    if date in pv_data.keys():
      tmp_dict = pv_data[date]

    tmp_dict[post_id] = count
    pv_data[date] = tmp_dict
    
  conn.close()

  return pv_data

"""
メイン文開始
"""
today = datetime.today()
yesterday = today - timedelta(days=1)
yesterday_str = datetime.strftime(yesterday, '%Y-%m-%d')
print("分析する日付:" + yesterday_str)

"""
情報取得
"""
blog_data = get_data_from_db(user, passwd, host, db)
pv_data = get_pv_data_from_db(user, passwd, host, db)

"""
PV数を表示
"""
show_num = 3 # 閲覧数の降順で何件表示させたいかを設定
index = 0
if yesterday_str in pv_data.keys():
  for tmp_list in sorted(pv_data[yesterday_str].items(), key=lambda x:x[1], reverse=True):
    blog_id = tmp_list[0]
    count = tmp_list[1]
    title = blog_data[blog_id][0]
    url = blog_data[blog_id][1]
    tweet_text = '''
【{today}の閲覧ランキング 第{num}位】
 記事タイトル:{title}
 閲覧(PV)数:{pv}

 ▼▼詳しくはこちら▼▼
 {url}

 #ブログ
 #駆け出し物語
'''.format(today=yesterday_str, num=index+1, title=title, pv=count url=url).strip()

    print(tweet_text)
    index += 1
    if index == show_num:
      break


上記のプログラムを「get-pv-from-wordpress-cocoon.py」というファイル名で保存しましょう。

以上で、「手順1:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムを作成」は完了です。
 

手順2:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムの動作確認

「手順2:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムの動作確認」に関してご説明します。
 

作成した「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラム」の動作を確認しましょう。


以下のコマンドを実行し、手順1で作成した「WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラム」の動作を確認しましょう。

# python get-pv-from-wordpress-cocoon.py
分析する日付:2021-05-14
【2021-05-14の閲覧ランキング 第1位】
 記事タイトル:【解説】録画用ハードディスク(J:COM LINK専用)を解約する手順
 閲覧(PV)数:10

 ▼▼詳しくはこちら▼▼
 http://kakedashi-xx.com:25214/?p=1990

 #ブログ
 #駆け出し物語
【2021-05-14の閲覧ランキング 第2位】
 記事タイトル:【レビュー】ボリーナワイドを1ヶ月使った感想【口コミを検証】
 閲覧(PV)数:8

 ▼▼詳しくはこちら▼▼
 http://kakedashi-xx.com:25214/?p=2416

 #ブログ
 #駆け出し物語
【2021-05-14の閲覧ランキング 第3位】
 記事タイトル:【4ステップ】お名前.comで購入したDNSを定期的に更新する方法
 閲覧(PV)数:5

 ▼▼詳しくはこちら▼▼
 http://kakedashi-xx.com:25214/?p=241

 #ブログ
 #駆け出し物語

 

get-pv-from-wordpress-cocoon.pyを実行することで、「昨日における、WordPressの全記事の閲覧(PV)数の中で閲覧数トップ3」を把握できました。


上記のように「各記事の閲覧(PV)数」が表示された場合、「PythonからWordPressの記事の閲覧(PV)数を確認できた」と判断できます。

以上で、「手順2:WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認するプログラムの動作確認」は完了です。
 

上記の流れで、WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認できました。

 

ちなみに、Pythonでデータベースを操作する方法を勉強したい方は、以下の参考書がオススメです。

 

【まとめ】WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順

今回の記事を通して、WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認する手順」をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
 

★悩み★
・WordPressの記事の閲覧(PV)数を確認したいけどどうすればいいのかな。
・WordPressの管理画面から全記事の閲覧(PV)数を確認するのは手間だな。
・WordPressの全記事の閲覧(PV)数の中で閲覧数トップ3を知りたいな。


WordPressの記事の閲覧(PV)数を簡単に確認できるのかな?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。

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