【Java】Twitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順

 

★悩み★
・朝昼晩とTwitterへ投稿しているけど、なかなか時間を持っていかれるな。
・決まった時間にTwitterへ自動投稿(ツイート)することはできないのかな。
・Javaを使えば、Twitterへ自動投稿(ツイート)するbotを作成できるのかな。


こういった「悩み」に答えます。
 

★本記事の内容★
① JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備をご紹介
② JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順をご紹介


これからご紹介する「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順」を実践したことで、2時間以内で「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成」できました。

記事の前半では「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備」を解説しつつ、記事の後半では「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順」を紹介します。

この記事を読み終えることで、「Twitter APIを使ったbot(自動ツイート)をJavaで作成できた」状態になります。
 

ちなみに、「PythonからTwitterへ自動投稿(ツイート)」する手順に関しては、以下の記事をご覧ください。
 


ちなみに、「RubyからTwitterへ自動投稿(ツイート)」する手順に関しては、以下の記事をご覧ください。
 

 

JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備


「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備」に関してご紹介します。

★JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備の流れ★
手順1:Javaをインストール
手順2:Javaのライブラリをインストール
手順3:Twitter APIのキーとアクセストークンを取得


上記の流れで、「JavaからTwitterへ自動投稿(ツイート)の準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月28日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)


以降で、上記「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備の流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:Javaをインストール

「手順1:Javaをインストール」に関してご説明します。
 

Javaを使って「Twitterへ自動投稿(ツイート)」を実現するため、Javaをお手持ちのパソコンにインストールしましょう。


「Javaのインストール手順」に関しては、以下の記事の「ステップ1:JDKのインストール」をご覧ください。
 

 

既にJavaをインストールされている方は、本手順を省略してください。


以上で、「手順1:Javaのインストール」は完了です。
 

手順2:Javaのライブラリをインストール【Twitter投稿に必要】

「手順2:Javaのライブラリをインストール」に関してご説明します。
 

Javaを使ってTwitterへ投稿(ツイート)するために、Javaライブラリ「twitter4j」をインストールしましょう。


「端末」または「コマンドプロンプト」を起動し、以下のコマンドを実行してください。

# wget https://twitter4j.org/archive/twitter4j-4.0.7.zip
# unzip twitter4j-4.0.7.zip
# ls
LICENSE.txt  pom.xml           readme.txt           twitter4j-appengine  twitter4j-core      twitter4j-http2-support
bin          lib                      powered-by-badge  twitter4j-4.0.7.zip  twitter4j-async      twitter4j-examples  twitter4j-stream
# 


上記のように「twitter4j」関連のファイルが表示された場合、「正常にtwitter4jがインストールできた」と判断できます。


以上で、「手順2:Javaのライブラリをインストール」は完了です。
 

手順3:Twitter APIのキーとアクセストークンを取得

「手順3:Twitter APIのキーとアクセストークンを取得」に関してご説明します。
 

JavaからTwitterへ自動投稿(ツイート)するためには、「Twitter API」の「キー」と「アクセストークン」が必要です。


「Twitter APIのキーとアクセストークンを取得する手順」に関しては、以下の記事をご覧ください。
 

 

既に「Twitter API」の「キー」と「アクセストークン」を持っている方は、本手順を省略してください。


以上で、「手順3:Twitter APIのキーとアクセストークンを取得」は完了です。
 

上記の流れで、「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)作成のための準備」ができました。

 

JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順


「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順」に関してご紹介します。

★JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する流れ★
手順1: JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成
手順2: 作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」の動作確認
手順3: 「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を定期実行(自動投稿)


上記の流れで、「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成」できます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月28日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)


以降で、上記「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1: JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成

「手順1: JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成」に関してご説明します。
 

JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成しましょう。


Javaで「Twitter APIを使ったbot(自動ツイート)」プログラムは、以下となります。プログラム中の「適宜変更」と書いてある部分は、自分用に書き換えてください。

# mkdir -p src/test/
# touch src/test/TweetTest.java
# cat src/test/TweetTest.java
// Javaのライブラリをインポート
package test;
import twitter4j.Twitter;
import twitter4j.TwitterException;
import twitter4j.TwitterFactory;
import twitter4j.auth.AccessToken;

public class TweetTest {
 // Twitter APIのキーを設定(適宜変更)
 private static final String consumerKey = "xxxx";
 private static final String consumerSecret = "yyyy";

 // Twitter APIのアクセストークンを設定(適宜変更)
 private static final String accessToken = "aaaa";
 private static final String accessTokenSecret = "bbbb";

 // Twitterに投稿したいツイート(適宜変更)
 private static final String tweet = "プログラミング言語に関して様々な手順書を記載しています。→http://kakedashi-xx.com";

 public static void main(String[] args){
  Twitter twitter = new TwitterFactory().getInstance();
  twitter.setOAuthConsumer(consumerKey, consumerSecret);
  twitter.setOAuthAccessToken(new AccessToken(accessToken,accessTokenSecret));
  try{
   // Twitterに投稿(ツイート)
   twitter.updateStatus(tweet);
   System.out.println("ツイートしました。");
  } catch(TwitterException e){
   System.err.println("ツイート失敗"+e.getMessage());
  }
 }
}
#


上記のプログラムを「TweetTest.java」というファイル名で保存しましょう。

以上で、「手順1: JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成」は完了です。
 

手順2: 作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」の動作確認

「手順2: 作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」の動作確認」に関してご説明します。
 

作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を実行しましょう。


以下のコマンドを実行し、手順1で作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」の動作を確認しましょう。

# javac -classpath lib/twitter4j-core-4.0.7.jar -d class src/test/TweetTest.java
# java -classpath lib/twitter4j-core-4.0.7.jar:class/ test.TweetTest
ツイートしました。
# 


上記のように「ツイートしました」と表示された場合、「JavaからTwitterへ投稿(ツイート)できた」と判断できます。

Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)が正常動作した場合、下図のようにTwitterへ投稿(ツイート)できているはずです。
 


以上で、「手順2: 作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」の動作確認」は完了です。
 

手順3: 「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を定期実行(自動投稿)

「手順3: 「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を定期実行(自動投稿)」に関してご説明します。
 

作成した「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を早朝に定期実行(自動投稿)するために、cronを使いましょう。


以下の記事「ステップ3:Dynamic DO!.jpのDNSを定期的に更新」参照し、cronを利用し「定期的にRubyでTwitterへ自動投稿(ツイート)」を実現してください。


以上で、「手順3: 「Twitter APIを使ったJavaのbot(自動ツイート)」を定期実行(自動投稿)」は完了です。
 

上記の手順で、JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)ができました。


ちなみに、「Twitter APIの他の機能を知りたい」や「Twitterを検索したい」などに興味がある方には、以下の参考書をオススメします。
 

 

【まとめ】Twitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順


今回の記事を通して、「JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順」をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
 

★悩み★
・朝昼晩とTwitterへ投稿しているけど、なかなか時間を持っていかれるな。
・決まった時間にTwitterへ自動投稿(ツイート)することはできないのかな。
・Javaを使えば、Twitterへ自動投稿(ツイート)するbotを作成できるのかな。


JavaでTwitter APIを使ったbot(自動ツイート)を作成する手順?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。

コメント