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linuxでNFSをマウント(mount)する手順【fstab/exportsの設定】

linuxでNFSをマウント(mount)する手順【fstab/exportsの設定】

 

★悩み★
・NFS(Network File System)を利用してLinux間でファイルを共有したいな。
・共有するフォルダを持っているLinux(NFSサーバ)の設定手順を知りたい。
・共有フォルダにアクセスするLinux(NFSクライアント)の設定を知りたい。


こういった「悩み」に答えます。
 

★本記事の内容★
① linuxでNFSをマウント(mount)するための準備をご紹介
② linuxでNFSをマウント(mount)する手順をご紹介


これからご紹介する「linuxでNFSをマウント(mount)する手順」を実践したことで、30分以内で「Linux間でNFSを用いたファイル共有」ができました。

記事の前半では「linuxでNFSをマウント(mount)するための準備」を解説しつつ、記事の後半では「linuxでNFSをマウント(mount)する手順と動作確認の結果」を紹介します。

この記事を読み終えることで、「Linux間でファイルを共有できた」状態になります。
 

linuxでNFSをマウント(mount)するための準備

linuxでNFSをマウント(mount)するための準備


「linuxでNFSをマウント(mount)するための準備」に関してご紹介します。

★linuxでNFSをマウント(mount)するための準備の流れ★
手順1:NFSサーバにNFSライブラリをインストール
手順2:NFSクライアントにNFSライブラリをインストール


上記の流れで、「linuxでNFSをマウント(mount)するための準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境(下図参照)で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月25日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)

 

linuxでNFSをマウント(mount)するための準備



以降で、上記「linuxでNFSをマウント(mount)するための準備の流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:NFSサーバにNFSライブラリをインストール

「手順1:NFSサーバにNFSライブラリをインストール」に関してご説明します。
 

共有するフォルダを持つLinux(NFSサーバ)マシンにNFS関連のライブラリをインストールしましょう。



NFSサーバにNFSライブラリをインストールするために、以下のコマンドをNFSサーバ上で実行してください。

# yum -y install nfs-utils


以上で、「手順1:NFSサーバにNFSライブラリをインストール」は完了です。
 

手順2:NFSクライアントにNFSライブラリをインストール

「手順2:NFSクライアントにNFSライブラリをインストール」に関してご説明します。
 

共有フォルダにアクセスするLinux(NFSクライアント)マシンにNFS関連のライブラリをインストールしましょう。



NFSクライアントにNFSライブラリをインストールするために、以下のコマンドをNFSクライアント上で実行してください。

# yum -y install nfs-utils


以上で、「手順2:NFSクライアントにNFSライブラリをインストール」は完了です。
 

上記の流れで、linuxでNFSをマウント(mount)するための準備ができました。

 

linuxでNFSをマウント(mount)する手順【exportsの設定】

linuxでNFSをマウント(mount)する手順【fstab/exportsの設定】


「linuxでNFSをマウント(mount)する手順」に関してご紹介します。

★linuxでNFSをマウント(mount)する手順の流れ★
手順1:NFSサーバでNFSで共有したいフォルダを作成
手順2:NFSサーバでNFSを設定(exportsファイルの編集)
手順3:NFSサーバでNFSの起動と動作確認
手順4:NFSクライアントでNFSの起動と動作確認
手順5:NFSクライアントにてNFS経由でフォルダをマウント(mount)
手順6:NFSクライアントでNFSフォルダを自動マウントするように設定
手順7:NFSで共有されたフォルダの動作確認


上記の流れで、「linuxでNFSをマウント(mount)」できます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年5月25日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)


以降で、上記「linuxでNFSをマウント(mount)する手順の流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:NFSサーバでNFSで共有したいフォルダを作成

「手順1:NFSサーバでNFSで共有したいフォルダを作成」に関してご説明します。
 

NFSで共有したいフォルダを作成しましょう。



NFSで共有したいフォルダを作成するために、以下のコマンドをNFSサーバ上で順に実行してください。

# mkdir /nfs_dir
# chown nfsnobody:nfsnobody /nfs_dir/
# echo $?
0
#


コマンド実行後、「0」が表示された場合、「NFSで共有したいフォルダを正常に作成できた」と判断できます。

以上で、「手順1:NFSサーバでNFSで共有したいフォルダを作成」は完了です。
 

手順2:NFSサーバでNFSを設定(exportsファイルの編集)

「手順2:NFSサーバでNFSを設定(exportsファイルの編集)」に関してご説明します。
 

作成したフォルダをNFSで共有するために、exportsファイルを編集しましょう。



作成したフォルダをNFSで共有するために、NFSサーバ上のexportsファイルを以下のように編集してください。

# echo "/nfs_dir 192.168.10.0/24(rw,all_squash)" > /etc/exports
# cat  /etc/exports
/nfs_dir 192.168.10.0/24(rw,all_squash)
# 


exportsの書式(フォーマット)に関しては、以下の公式サイトをご覧ください。
NFSの設定ファイル(/etc/exportsファイル)の書式について

以上で、「手順2:NFSサーバでNFSを設定(exportsファイルの編集)」は完了です。
 

手順3:NFSサーバでNFSの起動と動作確認

「手順3:NFSサーバでNFSの起動と動作確認」に関してご説明します。
 

NFSサーバで、NFSのデーモン(プロセス)を起動しましょう。



NFSのデーモン(プロセス)を起動するために、NFSサーバ上で以下のコマンドを実行してください。

# systemctl start nfs-server
# exportfs -v
/nfs_dir       192.168.10.0/24(sync,wdelay,hide,no_subtree_check,sec=sys,rw,secure,root_squash,all_squash)
# 


コマンド実行後、「/nfs_dir」が表示された場合、「正常にNFSのデーモン(プロセス)を起動できた」と判断できます。

以上で、「手順3:NFSサーバでNFSの起動と動作確認」は完了です。
 

手順4:NFSクライアントでNFSの起動と動作確認

「手順4:NFSクライアントでNFSの起動と動作確認」に関してご説明します。
 

NFSクライアントで、NFSのデーモン(プロセス)を起動しましょう。



NFSのデーモン(プロセス)を起動するために、NFSクライアント上で以下のコマンドを実行してください。

# systemctl start nfs-server
# systemctl status nfs-server
● nfs-server.service - NFS server and services
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/nfs-server.service; disabled; vendor preset: disabled)
   Active: active (exited) since 火 2021-05-25 14:13:16 JST; 5s ago


コマンド実行後、「Loaded: loaded」が表示された場合、「正常にNFSのデーモン(プロセス)を起動できた」と判断できます。

以上で、「手順4:NFSクライアントでNFSの起動と動作確認」は完了です。
 

手順5:NFSクライアントにてNFS経由でフォルダをマウント(mount)

「手順5:NFSクライアントにてNFS経由でフォルダをマウント(mount)」に関してご説明します。
 

NFSクライアントでNFS経由でフォルダをマウントしましょう。



以下のコマンドをNFSクライアント上で実行し、NFSサーバで作成したフォルダをNFS経由でNFSクライアントにマウントしてください。

# mkdir /nfs_dir
# mount -t nfs 192.168.10.150:/nfs_dir/ /nfs_dir/
# echo $?
0
# 


コマンド実行後、「0」が表示された場合、「NFSクライアントにてNFS経由でフォルダをマウントできた」と判断できます。

以上で、「手順5:NFSクライアントにてNFS経由でフォルダをマウント(mount)」は完了です。
 

手順6:NFSクライアントでNFSフォルダを自動マウントするように設定(fstabの編集)

「手順6:NFSクライアントでNFSフォルダを自動マウントするように設定」に関してご説明します。
 

現状の設定だと、NFSクライアントを再起動した場合、再び手順5を実施する必要があります。それを抑止するために、fstabを編集しましょう。



NFSフォルダを自動マウントするために、NFSクライアント上で以下のコマンドを実行してください。

# echo "192.168.10.150:/nfs_dir /nfs_dir nfs defaults 0 0" >> /etc/fstab


fstabの書式に関しては、以下の公式サイトをご覧ください。
/etc/fstabの書式について

以上で、「手順6:NFSクライアントでNFSフォルダを自動マウントするように設定(fstabの編集)」は完了です。
 

手順7:NFSで共有されたフォルダの動作確認

「手順7:NFSで共有されたフォルダの動作確認」に関してご説明します。
 

NFSで共有されたフォルダにファイルを作成し、NFSの動作を確認しましょう。



NFSで共有されたフォルダに対して、NFSクライアントからファイルを作成しましょう。

[root@node2 ~]# ls /nfs_dir/
[root@node2 ~]# touch /nfs_dir/a
[root@node2 ~]# date
2021年  5月 25日 火曜日 14:37:11 JST
[root@node2 ~]# touch /nfs_dir/b
[root@node2 ~]# date
2021年  5月 25日 火曜日 14:37:17 JST
[root@node2 ~]#


NFSで共有されたフォルダにファイルが作成されたことをNFSサーバから確認しましょう。

[root@node1 ~]# date
2021年  5月 25日 火曜日 14:37:18 JST
[root@node1 ~]# ls /nfs_dir/
a  b
[root@node1 ~]#


上記のように、「作成されたファイルが共有された」ことを確認できました。

以上で、「手順7:NFSで共有されたフォルダの動作確認」は完了です。
 

上記の流れで、linuxでNFSをマウント(mount)し、linux間でファイル共有ができました。



ちなみに、「Linuxの基本的な使い方」を知りたい方には、以下の参考書がオススメです。

 

【まとめ】linuxでNFSをマウント(mount)する手順

linuxでNFSをマウント(mount)する手順【fstab/exportsの設定】


今回の記事を通して、「linuxでNFSをマウント(mount)する手順」をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
 

★悩み★
・NFS(Network File System)を利用してLinux間でファイルを共有したいな。
・共有するフォルダを持っているLinux(NFSサーバ)の設定手順を知りたい。
・共有フォルダにアクセスするLinux(NFSクライアント)の設定を知りたい。


「NFS経由でLinux間でファイルを共有する手順は?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。

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