【5分で実現!】PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順

【5分で実現!】PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順

 

★悩み★
・Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)できるのかな。
・PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備を知りたい。
・PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作りたい。



こういった「悩み」に答えます。

★本記事の内容★
① PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備をご紹介
② PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順をご紹介



これからご紹介する「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順」を実践したことで、30分以内で「Teamsにメッセージを通知(送信)するPythonプログラム」を作成できました。

記事の前半では「Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)するために準備するべきこと」を解説しつつ、記事の後半では「Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)する手順」を紹介します。

この記事を読み終えることで、「Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)できる」状態になります。
 

ちなみに、「Pythonで画像ファイルをTeamsにアップロード(送信)する手順」を知りたい方には、以下の記事がオススメです。
 


ちなみに、RubyでTeamsにメッセージを通知(送信)したい方は、以下の記事をご覧ください。
 


ちなみに、JavaでTeamsにメッセージを通知(送信)したい方は、以下の記事をご覧ください。
 


 

PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備

PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備


「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備」に関してご紹介します。
 

★PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備★
手順1:Teamsにログイン
手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



上記の流れで、「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2022年11月23日



以降で、上記「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:Teamsにログイン

「手順1:Teamsにログイン」に関してご説明します。
 

 Incoming WebhookのURLを作成するために、Teamsへのログインが必要です。

 

★Incoming Webhookとは★
Incoming Webhookとは、受信Webhookのことです。Incoming Webhookを利用することで、外部アプリやプログラムからTeamsを操作できます。Incoming Webhookを使用する場合は、一意なURLを作成し、外部アプリで利用します。
参照:Incoming Webhookの機能一覧(公式サイト)



Incoming Webhookの設定をするために、以下のサイトをクリックし、Teamsにログインしてください。
Teamsへログイン(公式サイト)
 

既にTeamsにログインしている方は、本手順を省略してください。



以上で、「手順1:Teamsにログイン」は完了です。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定【Pythonに必要】

「手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定」に関してご説明します。
 

Teamsのチャネルのコネクタを設定(Incoming WebhookのURLを作成)することで、PythonからTeamsにメッセージを通知(送信)できます。



Pythonからメッセージを通知(送信)したいチャネルの欄に記載された「・・・」(下図の赤枠)をクリックしてください。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定【Pythonに必要】



クリック後、「コネクタ」(下図の赤枠)をクリックしましょう。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



その後、Incoming Webhookの欄に記載された「追加」(下図の赤枠)をクリックします。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



クリック後、「追加」(下図の赤枠)をクリックしてください。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



クリック後、再度、Pythonからメッセージを通知(送信)したいチャネルの欄に記載された「・・・」(下図の赤枠)をクリックしてください。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



クリック後、「コネクタ」(下図の赤枠)をクリックしましょう。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



Incoming Webhookの欄に記載された「構成」(下図の赤枠)をクリックします。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



クリック後、「Incoming Webhookの名前」(下図の赤枠)に入力してください。入力後、「作成」(下図の黄緑枠)をクリックしましょう。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



クリック後、生成されたURL(下図の青枠)をコピーしましょう。生成されたURLは、Pythonのプログラムを作成する際に必要です。コピー後、「完了」(下図の赤枠)をクリックしてください。
 

手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定



以上で、「手順2:Teamsのチャネルのコネクタを設定」は完了です。
 

上記の流れで、「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備」ができました。


 

PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順

PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順


「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順」に関してご紹介します。

★PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するまでの流れ★
手順1:Pythonのインストール
手順2:Pythonの「pymsteams」ライブラリをインストール
手順3:PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作成
手順4:「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラム」を実行



上記の流れで、「Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)」できます。
 

上記の各手順は、以下の環境と日時で動作確認済みです。
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.8.2003 (Core)/Windows 11 Pro
動作確認済み日時:2022年11月23日



以降で、上記「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するまでの流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:Pythonのインストール

「手順1:Pythonのインストール」に関してご説明します。
 

Teamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを実装するために、Pythonをインストールしましょう。



以下の記事を参考にし、お使いのパソコンやサーバーにPythonをインストールしましょう。

>> 【ubuntu向け】pyenvでPythonをインストールする手順【簡単】

>> 【コピペOK】pyenvでPythonをインストールする手順【Linux用】

>> 【最短5分】PyAutoGUIをWindowsにインストールする手順の「手順1:Pythonのインストール」を参照

>> 【環境構築】インストーラーでMacOSにPythonをインストール

 

既にPythonをインストールされている方は、本手順を省略してください。



以上で、「手順1:Pythonのインストール」は完了です。
 

手順2:Pythonの「pymsteams」ライブラリをインストール

「手順2:Pythonの「pymsteams」ライブラリをインストール」に関してご説明します。
 

Pythonの「pymsteams」ライブラリを利用することで、Teamsにメッセージを通知(送信)できます。



pymsteamsをインストールするために、「端末」または「コマンドプロンプト」を起動し、以下のコマンドを順に実行しましょう。

# pip install pymsteams
# pip list | grep pymsteams
pymsteams (0.1.15)
# 



コマンンド実行後、「pymsteams(バージョン)」が表示された場合、「正常にpymsteamsをインストールできた」と判断できます。

以上で、「手順2:Pythonの「pymsteams」ライブラリをインストール」は完了です。
 

手順3:PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作成

「手順3:PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作成」に関してご説明します。
 

「Teamsにメッセージを通知(送信)する」Pythonプログラムを作成しましょう。



Pythonで「Teamsにメッセージを通知(送信)する」プログラムは、以下となります。プログラム中の「適宜変更」と書いてある部分は、自分用に書き換えてください。

import pymsteams

incoming_webhook_url = "XXXX" # 作成したIncoming WebhookのURLを指定(適宜変更)

teams_obj = pymsteams.connectorcard(incoming_webhook_url)
teams_obj.title("Message Title")
teams_obj.text("Message Body")
teams_obj.send()
print("Python経由でTeamsにメッセージを通知(送信)しました。")



上記のプログラムを「teams-send.py」というファイル名で保存しましょう。

以上で、「手順3:Pythonでteamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作成」は完了です。
 

手順4:「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラム」を実行

「手順4:「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラム」を実行」に関してご説明します。
 

手順3で作成した「Teamsにメッセージを通知(送信)するPythonのプログラム」の動作確認をしましょう。



以下のコマンドを実行し、手順3で作成した「Teamsにメッセージを通知(送信)するPythonのプログラム」の動作を確認しましょう。

# python teams-send.py
Python経由でTeamsにメッセージを通知(送信)しました。



上記のように「Python経由でTeamsにメッセージを通知(送信)しました。」が表示された場合、「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)できた」と判断できます。

また、Teamsにメッセージが通知(送信)されたかを確認しましょう。
 

手順4:「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラム」を実行



以上で、「手順4:「PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラム」を実行」は完了です。
 

上記の手順で、PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)できました。


 

なお、現時点(2022年11月23日)のpymsteamsでは、以下を実現できないので注意してください。
 

★注意事項★
・個人チャットへのメッセージ通知
・個人やグループに対するメンション
参照:pymsteamsの公式ドキュメント


 

【まとめ】PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順

【まとめ】PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順


今回の記事を通して、PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
 

★悩み★
・Pythonを使ってTeamsにメッセージを通知(送信)できるのかな。
・PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するための準備を知りたい。
・PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)するプログラムを作りたい。



PythonでTeamsにメッセージを通知(送信)する手順は?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。

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