★悩み★
・OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法を把握したい。
・OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格となってしまう勉強時間を知りたい。
・OSS-DB Gold Ver.2.0の「合格点」や「参考になる書籍」を知りたい。
こういった「悩み」に答えます。
★本記事の内容★
➀ OSS-DB Gold Ver.2.0の概要をご紹介
➁ OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法をご紹介
これからご紹介する「OSS-DB Gold Ver.2.0の不合格体験記【書籍を使う勉強法を紹介】」を実践したことで、筆者は4週間の勉強期間でOSS-DB Gold Ver.2.0に不合格でした。
記事の前半では「OSS-DB Gold Ver.2.0とはどういった資格試験なのか?」を紹介します。記事の後半では「OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法」を紹介します。
この記事を読み終えることで、「OSS-DB Goldに不合格となる勉強方法を理解した」状態になります。
ちなみに、筆者は「2021年10月9日」から勉強開始し、「2021年11月5日」にOSS-DB Gold Ver.2.0に不合格でした。勉強期間としては、52時間程度(1日あたり2時間)でした。
また、OSS-DB Gold Ver.2.0受験前の筆者のスペック(知識量や技術力など)は、以下となります。
★OSS-DB Gold Ver.2.0受験前の筆者のスペック★
・社会人8年目(主な仕事は、ソフトウェア開発)
・PostgreSQLのデータ操作は経験あり(簡単なSQLを発行できる程度)
・PostgreSQLの「運用」「障害対応」「設計構築」の経験なし
・標準的なSQLに関しては処理を理解できる(Oracle特有なSQLは理解不可)
・保有資格は、応用情報処理技術者とOSS-DB Silver Ver.2.0のみ
2023年6月にOSS-DB Goldに合格しました。その際の勉強方法などは、以下をご覧ください。
>> 【体験記】OSS-DB Gold Ver.3.0とは?合格のための勉強法を解説
OSS-DB Gold Ver.2.0の概要
「OSS-DB Gold Ver.2.0の概要」に関してご紹介します。
★OSS-DB Gold Ver.2.0の概要★
・資格試験「OSS-DB Gold Ver.2.0」とは何か?
・OSS-DB Gold Ver.2.0の試験概要(合格率は?)
・OSS-DB Gold Ver.2.0の出題範囲
以降で、上記「OSS-DB Gold Ver.2.0の概要」の各項目に関して解説します。
資格試験「OSS-DB Gold Ver.2.0」とは何か?
「資格試験 OSS-DB Gold Ver.2.0 とは何か?」に関して解説します。
PostgreSQLを題材として、データベースの「運用管理」「性能監視」「チューニング」「障害対応」が問われる」試験です。そのため、PostgreSQLの知識が必須です。
OSS-DB Gold Ver.2.0は、以下を認定する資格試験です。
OSS-DB Gold Ver.2.0とは、
・オープンソースデータベースに関する深い知識を有すること
・PostgreSQLで大規模なデータベースの運用ができること
・PostgreSQLのパフォーマンスチューニングができること
・PostgreSQLのトラブルシューティングができること
を認定する資格試験です。
ちなみに、「OSS-DB Gold Ver.2.0の資格を取得メリット」が気になる方は、下記のOSS-DB公式サイトをご覧ください。
OSS-DBの資格を取得するメリット(公式サイト)
以上が、「資格試験 OSS-DB Gold Ver.2.0 とは何か?」となります。
OSS-DB Gold Ver.2.0の試験概要(合格率は?)
「OSS-DB Gold Ver.2.0の試験概要(合格率は?)」に関して解説します。
OSS-DB Gold Ver.2.0のおおまかな概要(試験時間/試験方式/合格率など)を説明しますね。
OSS-DB Gold Ver.2.0の概要は、以下となります。
★OSS-DB Gold Ver.2.0の概要★
・試験時間:90分(85分で30問/5分でアンケート)
・試験方式:CBT方式(解答を記号で選択する形式)
・試験日時:受験者の都合の良い日
・試験会場:試験センターもしくは自宅
・受験費用:16,500円(税込)
ちなみに、「OSS-DB Gold Ver.2.0の詳細」が気になる方は、下記のOSS-DB公式サイトをご覧ください。
OSS-DBの詳細(公式サイト)
また、OSS-DB Gold Ver.2.0の合格率は非公開ですが、一般的に「実務経験のあるエンジニアで60%を想定」と言われています。
以上が、「OSS-DB Gold Ver.2.0の試験概要(合格率は?)」となります。
OSS-DB Gold Ver.2.0の出題範囲
「OSS-DB Gold Ver.2.0の出題範囲」に関して解説します。
OSS-DB Gold Ver.2.0に出題される範囲に関して説明しますね。
OSS-DB Gold Ver.2.0のおおまかな出題範囲は、以下となります。
★OSS-DB Gold Ver.2.0の出題範囲★
・運用管理:運用管理、物理的な構造、レプリケーションの構築手順など
・性能監視:稼働統計情報、実行計画など
・パフォーマンスチューニング:データベースやSQLのチューニングなど
・障害対応:エラーメッセージから適切な対処
ちなみに、「OSS-DB Gold Ver.2.0の詳しい出題範囲」が気になる方は、下記のOSS-DB公式サイトをご覧ください。
OSS-DBの出題範囲(公式サイト)
以上が、「OSS-DB Gold Ver.2.0の試験概要(合格率は?)」となります。
以上が、OSS-DB Gold Ver.2.0の概要となります。
OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法
「OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法」に関してご紹介します。
★OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法★
ステップ1:書籍「内部構造から学ぶPostgreSQL」(参考書)を一読
ステップ2:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載された勉強会資料の理解
ステップ3:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載されたサンプル問題を解く
ステップ4:PostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施
上記のステップに分けて、筆者は、OSS-DB Goldを勉強しました。
以降で、上記「OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法」の各項目に関して解説します。
ステップ1:書籍「内部構造から学ぶPostgreSQL」(参考書)を一読
「ステップ1:書籍 『内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則』 (参考書)を一読」に関して解説します。
2021年11月時点において、公式(LPI)が出版した「OSS-DB Gold Ver.2.0向け」の書籍(参考書)は存在しません。
公式(LPI)が以下の参考書を出版していますが、「OSS-DB Gold Ver.2.0」向けではなく「OSS-DB Gold Ver.1.0」向けの書籍(参考書)となっています。
「OSS-DB Gold Ver.2.0」と「OSS-DB Gold Ver.1.0」では、出題範囲が一部異なるため、上の書籍を「OSS-DB Gold Ver.2.0」の参考書として購入することはお勧めしません。
「OSS-DB Gold Ver.2.0」の出題範囲が網羅されている下記の書籍を「OSS-DB Gold Ver.2.0」の「対策参考書」として購入することをお勧めします。
筆者は、「内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」を1週間に1回読破していました。(計3回読破)
上記の参考書を読むことで、「運用管理」「性能監視」「パフォーマンスチューニング」に必要な知識を習得できます。
以上が、「ステップ1:書籍 『内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則』 (参考書)を一読」となります。
ステップ2:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載された勉強会資料の理解
「ステップ2:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載された勉強会資料の理解」に関して解説します。
公式サイトに「技術解説無料セミナー」の資料が掲載されています。筆者は、2日かけて5つの資料を読み込みました。
OSS-DB Goldの公式サイトには、「OSS-DB Goldの出題範囲」に則した参考資料が無料で掲載されています。
OSS-DB Gold向け参考資料
OSS-DB Gold向けコラム(PostgreSQLの新機能 -バージョン10以降-)
公開されている参考資料では、「語句の意味」「チューニング観点」「レプリケーションの環境構築手順」などに関して、詳しく解説されています。最初は分からない単語が多く困惑しますが、Googleなどで調べつつ理解しながら読み進めましょう。
以上が、「ステップ2:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載された勉強会資料の理解」となります。
ステップ3:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載されたサンプル問題を解く
「ステップ3:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載されたサンプル問題を解く」に関して解説します。
公式サイトに「サンプル問題」が掲載されています。筆者は、4.5日かけてサンプル問題を1周解きました。(計2回)
OSS-DB Goldの公式サイトには、「OSS-DB Goldの出題範囲(運用管理、性能監視、パフォーマンスチューニング、トラブルシューティング)」に則したサンプル問題が無料で掲載されています。
OSS-DB Goldのサンプル問題(公式サイト)
「OSS-DB Goldの試験では、どのような形で出題されるのか?」といった試験の雰囲気を把握しましょう。また、サンプル問題に記載された「分からない語句」や「不正解だった問題」に関しては、「Google検索」や「回答の解説」で理解に努めてください。
以上が、「ステップ3:OSS-DB Goldの公式サイトに掲載されたサンプル問題を解く」となります。
ステップ4:PostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施
「ステップ4:PostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施」に関して解説します。
書籍やサンプル問題で習得した知識を定着させるためにPostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施しました。
書籍やサンプル問題で「レプリケーション」や「統計情報」などに関して習得しました。その習得した知識をより深めるために、PostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施しました。
実践したPostgreSQLのハンズオン学習一覧
以上が、「ステップ4:PostgreSQLの実機を用いたハンズオン学習を実施」となります。
上記の流れで、OSS-DB Goldの対策勉強を実践したところ、不合格となりました。上記の勉強方法だと「トラブルシューティング」の知識習得ができなかったためだと考えます。
最後になりますが、「トラブルシューティング」に関連する知識を習得する勉強方法を模索し、知識を習得した上で再度「OSS-DB Gold Ver.2.0」に挑戦します。
【まとめ】OSS-DB Gold Ver.2.0の不合格体験記【書籍を使う勉強法を紹介】
今回の記事を通して、「OSS-DB Gold Ver.2.0の不合格体験記【書籍を使う勉強法を紹介】」をご紹介することで、以下の悩みを解消しました。
★悩み★
・OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格になってしまう勉強方法を把握したい。
・OSS-DB Gold Ver.2.0に不合格となってしまう勉強時間を知りたい。
・OSS-DB Gold Ver.2.0の「合格点」や「参考になる書籍」を知りたい。
「OSS-DB Goldに合格するための勉強方法?」で悩んでいるあなたにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。
2023年6月にOSS-DB Goldに合格しました。その際の勉強方法などは、以下をご覧ください。
>> 【体験記】OSS-DB Gold Ver.3.0とは?合格のための勉強法を解説