【手順】PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)

 

★悩み★
・PythonでHeroku Postgresにデータの登録ってできるのかな?
・Heroku Postgres登録されたデータをPythonで参照できるの?
・PythonでHeroku Postgresにデータ登録や参照する手順を知りたい。



こういった「悩み」に答えます。
 

★本記事の内容★
① PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備を解説
② PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)する手順を解説



これからご紹介する「【手順】PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)」を実践したことで、筆者は10分以内で「Heroku Postgresにデータ登録と参照をPythoを使って」できました。
 

記事の前半では「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)するまでの準備」を解説します。

記事の後半では「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)する手順」を紹介します。
 

この記事を読み終えることで、「PythonでHeroku Postgresを使用できる状態」になります。
 

★Herokuとは★
Herokuは、「データとアプリのプラットフォーム」を提供するクラウドサービスです。Herokuを使用することで、Pythonなどで開発したWebアプリケーションを簡単に全世界へ公開できます。
Herokuの特徴(メリットとデメリット)やユースケースを知りたい方には、以下の記事がオススメです。
>> 【要点】Herokuとはを解消!初心者向けに特徴から使い方まで解説


 

PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備


「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備」に関してご紹介します。
 

★PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備★
手順1:Pythonをインストール
手順2:Pythonのライブラリ「psycopg2」をインストール
手順3:HerokuにPostgreSQLをインストール(導入)
手順4:Heroku Postgresにテーブルを作成



上記手順を実施することで、「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年12月19日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)



以降で、上記「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:Pythonをインストール

「手順1:Pythonをインストール」に関して解説します。
 

Heroku Postgres のデータ操作(登録から参照)するためにもPythonをインストールしましょう。



以下の記事を参考にし、お使いのパソコンやサーバーにPythonをインストールしましょう。

>> 【ubuntu向け】pyenvでPythonをインストールする手順【簡単】

>> 【コピペOK】pyenvでPythonをインストールする手順【Linux用】

>> 【最短5分】PyAutoGUIをWindowsにインストールする手順の「手順1:Pythonのインストール」を参照

>> 【環境構築】インストーラーでMacOSにPythonをインストール


      

既にPythonをインストールされている方は、本手順を省略してください。



以上で、「手順1:Pythonをインストール」は完了です。
 

手順2:Pythonのライブラリ「psycopg2」をインストール

「手順2:Pythonのライブラリ『psycopg2』をインストール」に関して解説します。
 

PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)するために、Pythonのライブラリ「psycopg2」をインストールしましょう。



「psycopg2のインストール手順」に関しては、以下の記事「手順3:PythonのPostgreSQLライブラリをインストール」をご覧ください。
 



以上で、「手順2:Pythonのライブラリ『psycopg2』をインストール」は完了です。
 

手順3:HerokuにPostgreSQLをインストール(導入)

「手順3:HerokuにPostgreSQLをインストール(導入)」に関して解説します。
 

Heroku Postgresというアドオン機能を設定することで、Heroku上でPostgreSQLをインストール(導入)できます。



HerokuにPostgreSQLをインストール(導入)する手順は、以下の記事をご覧ください。
 



以上で、「手順3:HerokuにPostgreSQLをインストール(導入)」は完了です。
 

手順4:Heroku Postgresにテーブルを作成

「手順4:Heroku Postgresにテーブルを作成」に関して解説します。
 

Heroku Postgresにデータを登録するために、テーブルを作成しましょう。



Heroku Postgres にテーブルを作成する手順は、以下の記事をご覧ください。
 



以上で、「手順4:Heroku Postgresにテーブルを作成」は完了です。
 

上記の流れで、PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)までの準備ができました。


 

PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)する手順


「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)する手順」に関してご紹介します。
 

★PythonでHeroku Postgresのデータ操作に関するご紹介事項★
・PythonでHeroku Postgresにデータ登録
・PythonでHeroku Postgresからデータ参照



今回の記事では、上記のデータ操作に関して、具体的なソースコード と実行例を用いながら解説します。
 

上記の各項目は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2021年12月19日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)



以降で、上記「PythonでHeroku Postgresのデータ操作に関するご紹介事項」の各項目に関してご説明します。
 

PythonでHeroku Postgresにデータ登録

「PythonでHeroku Postgresにデータ登録」に関して解説します。
 

Pythonを使って、Heroku Postgresにデータ登録する手順を紹介しますね。



「PythonでHeroku Postgresにデータ登録する」プログラムは、以下となります。プログラム中の「適宜変更」と書いてある部分は、自分用に書き換えてください。

import psycopg2

# 設定値
users = 'AAAA'     # DBにアクセスするユーザー名(適宜変更)
dbnames = 'BBBB'   # 接続するデータベース名(適宜変更)
passwords = 'CCCC' # DBにアクセスするユーザーのパスワード(適宜変更)
host = "DDDD"      # DBが稼働しているホスト名(適宜変更)
port = 5432        # DBが稼働しているポート番号(適宜変更)

# PostgreSQLへ接続
conn = psycopg2.connect("user=" + users +" dbname=" + dbnames +" password=" + passwords, host=host, port=port)

# PostgreSQLにデータ登録
cur = conn.cursor()
cur.execute("INSERT INTO mymovie VALUES (2, 'b')")
conn.commit()
cur.close()

# PostgreSQLの接続を終了
conn.close()
print("finish")



以下のプログラムをheroku-postgres-data-regist.pyというファイル名で保存しましょう。
 

上記プログラムを実行するために、以下のコマンドを実行します。

# python heroku-postgres-data-regist.py
finish
#



コマンド実行後、「finish」が表示された場合、「正常にHeroku PostgresにPython経由でデータを登録できた」と判断できます。
 

実際にHeroku Postgresにデータが格納されたかどうかは、以降の「PythonでHeroku Postgresからデータ参照」で確認しましょう。



以上が、「PythonでHeroku Postgresにデータ登録」となります。
 

PythonでHeroku Postgresからデータ参照

「PythonでHeroku Postgresからデータ参照」に関して解説します。
 

Pythonを使って、Heroku Postgresのデータを参照する手順を紹介しますね。



「PythonでHeroku Postgresのデータを参照する」プログラムは、以下となります。プログラム中の「適宜変更」と書いてある部分は、自分用に書き換えてください。

import psycopg2

# 設定値
users = 'AAAA'     # DBにアクセスするユーザー名(適宜変更)
dbnames = 'BBBB'   # 接続するデータベース名(適宜変更)
passwords = 'CCCC' # DBにアクセスするユーザーのパスワード(適宜変更)
host = "DDDD"      # DBが稼働しているホスト名(適宜変更)
port = 5432        # DBが稼働しているポート番号(適宜変更)

# PostgreSQLへ接続
conn = psycopg2.connect("user=" + users +" dbname=" + dbnames +" password=" + passwords, host=host, port=port)

# PostgreSQLからデータの取得
cur = conn.cursor()
cur.execute('SELECT * FROM mymovie;')
results = cur.fetchall()
print(results)
cur.close()

# PostgreSQLの接続を終了
conn.close()
print("finish")



以下のプログラムをheroku-postgres-data-get.pyというファイル名で保存しましょう。
 

上記プログラムを実行するために、以下のコマンドを実行します。

# python heroku-postgres-data-get.py
[(2, 'b')]
finish
#



コマンド実行後、「finish」と「登録したデータ」が表示された場合、「正常にPython経由でHeroku Postgresに登録されたデータを参照できた」と判断できます。
 

以上が、「PythonでHeroku Postgresからデータ参照」となります。
 

以上のようにして、PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)ができました。


 

【まとめ】PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)【手順】


いかがでしたでしょうか?

「Pythonのライブラリ『psycopg2』でHeroku Postgresのデータを操作する方法」を解説し、以下の悩みを解決しました。
 

★悩み★
・PythonでHeroku Postgresにデータの登録ってできるのかな?
・Heroku Postgres登録されたデータをPythonで参照できるの?
・PythonでHeroku Postgresにデータ登録や参照する手順を知りたい。



Pythonのライブラリ「psycopg2を使用することで、「Heroku Postgresのデータ操作(登録や参照)を簡単に」できます。

ぜひあなたも本記事を参考に「PythonでHeroku Postgresのデータ操作(登録から参照)」を実践してください。

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