【コピペOK】SQLite3でデータを取得(select)する3つの方法

【コピペOK】SQLite3でデータを取得(select)する3つの方法

 

★悩み★
・SQLite3でデータを取得したいけど、どのコマンドを実行するの?
・「条件を満たす行」や「カラム名を指定したデータ」の取得ってできる?
・SELECT文を使って、SQLite3のデータを取得する手順を知りたい。


こういった「悩み」に答えます。

 

★本記事の内容★
① SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備を解説
② SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法を解説



これからご紹介する「【コピペOK】SQLite3でデータを取得(select)する3つの方法」を実践したことで、筆者は10分以内でSQLite3のデータを取得できました。

記事の前半では「SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備」をコマンドベースで紹介します。
記事の後半では「SELECT文を使って、SQLite3のデータを取得する方法」を紹介します。

この記事を読み終えることで、「SQLite3で条件を満たす複数のデータを取得する方法」/「SQLite3で全てのデータを取得する方法」/「SQLite3であるカラム名だけを取得する方法」を把握できるだけでなく、「SELECT文の構文」も把握した状態になります。
 

★SQLite3とは★
SQLiteは、「小型」/「高速」/「自己充足的」/「高信頼性」なSQLデータベースエンジンを実装したC言語ライブラリです。
ちなみに、SQLiteのメリットとデメリットに関して知りたい方には、以下の記事がオススメです。
>> 【要点】SQLiteとは?を解消!初心者向けに特徴から使い方を解説


  

ちなみに、筆者が約2週間でSQLite3を学んだ方法や手順について以下で公開しています。皆様の学習の参考になれば嬉しいです。

>> SQLite3に0から入門し基本操作を習得するまでのロードマップ


 

 


 

SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備

SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備


「SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備」に関してご紹介します。

★SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備の流れ★
手順1:SQLite3をインストール
手順2:インストールしたSQLite3の動作確認
手順3:SQLite3内にテーブルを作成
手順4:SQLite3内にデータを追加(データ登録)



上記手順を実施することで、「SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備」ができます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2022年1月26日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)



以降で、上記「SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備の流れ」の各手順に関してご説明します。
 

手順1:SQLite3をインストール

「手順1:SQLite3をインストール」に関して解説します。
 

SQLite3内のデータを取得するためにも、SQLite3をインストールしましょう。



「SQLite3をインストールする手順」に関しては、お使いのパソコンごとに以下の記事を参照しインストールしましょう。

>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【Linux向け】

>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【Ubuntu向け】

>>【最短5分】SQLiteをWindowsへインストールする方法(6枚で図解)

>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【MacOS向け】



以上で、「手順1:SQLite3をインストール」は完了です。
 

手順2:インストールしたSQLite3の動作確認

「手順2:インストールしたSQLite3の動作確認」に関して解説します。
 

動作確認として、インストールしたSQLite3に接続できることを確認しましょう。



「SQLite3に接続する方法」に関しては、以下の記事「SQLite3へ接続する方法」の箇所をご覧ください。
 



以上で、「手順2:インストールしたSQLite3の動作確認」は完了です。
 

手順3:SQLite3内にテーブルを作成

「手順3:SQLite3内にテーブルを作成」に関して解説します。
 

SQLite3でデータを取得するためには、SQLite3内にテーブルを作成する必要があります。



「SQLite3内にテーブルを作成」に関しては、以下の記事をご覧ください。
 



以上で、「手順3:SQLite3内にテーブルを作成」は完了です。
 

以降の手順では、上記の記事で作成した「meibo」テーブルを想定として、手順を解説します。
 

手順4:SQLite3内にデータを追加(データ登録)

「手順4:SQLite3内にデータを追加(データ登録)」に関して解説します。
 

SQLite3でデータを取得するために、取得対象となるデータをSQLite3に追加しましょう。



「SQLite3内にデータを追加(データ登録)する手順」に関しては、以下の記事をご覧ください。
 



以上で、「手順4:SQLite3内にデータを追加(データ登録)」は完了です。
 

上記の流れで、SQLite3でデータを取得(SELECT)するための準備ができました。


 

SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法

SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法


『SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法』に関してご紹介します。

★SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法★
・SELECT文を用いて条件を満たすSQLite3の複数データを取得
・SELECT文でカラム名を指定してSQLite3のデータを取得
・SELECT文を用いてSQLite3の全てのデータを取得



上記の方法を実施することで、「SQLite3内のデータを取得」できます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2022年1月26日
動作確認済み環境:CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)



以降で、上記「SQLite3で「SELECT文」を用いてデータを取得する方法」の各項目に関してご説明します。
 

SELECT文を用いて条件を満たすSQLite3の複数データを取得

「SELECT文を用いて条件を満たすSQLite3の複数データを取得」に関して解説します。
 

SQLite3のデータを取得するためには、「SELECT」のコマンドを実行します。



SQLite3内の「条件を満たす複数データを取得したい」場合の「select」の「構文」は、以下となります。

SELECT カラム名1, カラム名2, ... FROM テーブル名 WHERE 条件式;



上記の構文をもとにして、以下の「select」コマンドを実行し、条件を満たす複数データを取得してみましょう。

# ↓ SQLite3に接続 ↓
# sqlite3 testdb.sqlite3 
SQLite version 3.31.1 2020-01-27 19:55:54
Enter ".help" for usage hints.

# ↓ SQLite3内に存在するテーブルの定義を確認 ↓
sqlite> .schema
CREATE TABLE meibo (id integer, name text);

# ↓ 条件を満たす複数データの取得 ↓
sqlite> select id, name from meibo where id < 3;
1|hero
2|test
sqlite>  



コマンド実行後、「idが3未満のデータのみ」が表示された場合、「正常にselectコマンドで条件を満たす複数データの取得ができた」と判断できます。
 

★selectコマンドのリファレンス★
selectコマンドのリファレンスは、以下に公開されています。
参照:selectコマンドのリファレンス(公式サイト)



以上が、「SELECT文を用いて条件を満たすSQLite3の複数データを取得」となります。
 

SELECT文でカラム名を指定してSQLite3のデータを取得

「SELECT文でカラム名を指定してSQLite3のデータを取得」に関して解説します。
 

selectを使うことで、SQLite3のテーブルのあるカラムに格納されたデータを取得できます。



「カラム名を指定してデータを取得したい」場合の「select」の「構文」は、以下となります。

SELECT 取得したいカラム名1, 取得したいカラム名2, ... FROM テーブル名;



上記の構文をもとにして、以下の「select」コマンドを実行し、カラム名を指定したデータ取得をしてみましょう。

sqlite> select id  from meibo;
1
2
3
4
5
sqlite> 



コマンド実行後、「idに格納されたデータのみ」が表示された場合、「正常にselectコマンドでカラム名を指定したデータの取得ができた」と判断できます。
 

以上が、「SELECT文でカラム名を指定してSQLite3のデータを取得」となります。
 

SELECT文を用いてSQLite3の全てのデータを取得

「SELECT文を用いてSQLite3の全てのデータを取得」に関して解説します。
 

selectを使うことで、SQLite3のテーブル内の全てのデータを取得できます。



「テーブル内の全てのデータを取得したい」場合の「select」の「構文」は、以下となります。

SELECT * FROM テーブル名;



上記の構文をもとにして、以下の「select」コマンドを実行し、カラム名を指定したデータ取得をしてみましょう。

sqlite> select * from meibo;
1|hero
2|test
3|ann
4|tom
5|bob
sqlite> 



コマンド実行後、「テーブルに格納された全てのデータ」が表示された場合、「正常にselectコマンドで全てのデータを取得できた」と判断できます。
 

以上が、「SELECT文を用いてSQLite3の全てのデータを取得」となります。
 

上記3つのSELECTを実行することで、「SQLite3内のデータを取得する」ことができました。


 

【まとめ】SQLite3でデータを取得(select)する3つの方法【コピペOK】

【まとめ】SQLite3でデータを取得(select)する3つの方法【コピペOK】


いかがでしたでしょうか?「selectコマンドを実行して、SQLite3内のデータを取得する3つの方法(カラム名の指定・whereの指定・*)」を解説し、以下の悩みを解決しました。
 

★悩み★
・SQLite3でデータを取得したいけど、どのコマンドを実行するの?
・「条件を満たす行」や「カラム名を指定したデータ」の取得ってできる?
・SELECT文を使って、SQLite3のデータを取得する手順を知りたい。



ぜひあなたも本記事を参考に「SQLite3でデータ取得」を実践してください。


 

 


 

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