★悩み★
・Oracle Cloud Infrastructure(OCI) でVCNを作成することは可能？
・そもそも、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCNって何？
・Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順を知りたい。
こういった「悩み」に答えます。
★本記事の内容★
① Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？を解説
② Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための準備を解説
③ Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順を解説
これからご紹介する「【図解】Oracle Cloud(OCI)でVCN(ネットワーク)を作成する手順」を実践したことで、筆者は5分以内で「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVNC(仮想ネットワーク)を作成」できました。
記事の前半では「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？」を解説します。記事の後半では「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順」を図を用いて紹介します。
この記事を読み終えることで、「Oracle Cloud InfrastructureでVNCを作成できる」状態になります。
★Oracle Cloud Infrastructureとは★
Oracle Cloud Infrastructure(略してOCIとも呼ばれる) はOracle社が提供しているクラウドサービスです。OCIを使用することで、よりセキュアなシステムをクラウド上に構築できます。
参照：Oracle Cloud Infrastructureとは(公式サイト)
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？
「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？」に関してご紹介します。
★Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNに関するご紹介事項★
・Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？をご紹介
・本記事で作成するOracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCNをご紹介
以降で、上記「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNに関するご紹介事項」の各項目に関してご説明します。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？
「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？」に関して解説します。
VCNとは、「仮想クラウド・ネットワーク(Virtual Cloud Network)」の略称となります。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)において、「VCN」は、以下のように定義されています。
★Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNの定義★
仮想クラウド・ネットワーク(VCN)は以下のようなコンポーネントから構成されます。
・サブネット
・仮想NIC
・プライベートIPアドレス
・インターネット・ゲートウェイ
・動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)
・ローカル・ピアリング・ゲートウェイ(LPG)
・NATゲートウェイ
・サービス・ゲートウェイ
・ルート表
・セキュリティ・リスト
・ネットワーク・セキュリティ・グループ
・DHCPオプション
各コンポーネントの詳細は、以下をご覧ください。
参照：OCIにおけるVCNとは？(公式サイト)
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)における「VCNの作成」とは、オンプレミス(＝クラウド環境ではない)でよく利用される上記コンポーネントの仮想バージョンをクラウド上で構築していくイメージです。
以上が、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)におけるVCNとは何か？」となります。
本記事で作成するOracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCN
「本記事で作成するOracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCN」に関して解説します。
本記事で作成する「VCN」の構成を説明しますね。
本記事では、以下のような簡単な「VCN」を作成します。
以降で、上記の「パブリックネットワーク」と「プライベートネットワーク」を持つ「VCNの作成手順」に関して説明します。
以上が、「本記事で作成するOracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCN」となります。
OCIにおけるVCNとは、「仮想クラウド・ネットワーク(Virtual Cloud Network)」の略称、すなわち「ネットワーク」のことと覚えておきましょう。
Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための準備
「Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための準備」に関してご紹介します。
★Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化するための準備★
手順1：Oracle Cloudのアカウントを新規作成
手順2：Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化(任意)
上記手順を実施することで、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための準備」ができます。
上記の各手順は、以下の日時で手順確認済みです。
手順確認済み日時：2022年2月8日
以降で、上記「Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化するための準備」の各手順に関してご説明します。
手順1：Oracle Cloudのアカウントを新規作成
「手順1：Oracle Cloudのアカウントを新規作成」に関して解説します。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を使うためには、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のアカウントを新規作成(登録)する必要があります。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のアカウントを新規作成(登録)する手順に関しては、以下の記事をご覧ください。
既にOracle Cloud Infrastructure(OCI)のアカウントを作成済みである場合、本手順を省略してください。
以上で、「手順1：Oracle Cloudのアカウントを新規作成」は完了です。
手順2：Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化(任意)
「手順2：Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化(任意)」に関して解説します。
Oracle Cloud Infrastructureのコンソールの表示言語は、初期状態だと英語です。英語だと操作しずらい方は、コンソールを日本語化しましょう。
Oracle Cloud Infrastructureのコンソールとダッシュボードを日本語化する手順に関しては、以下の記事をご覧ください。
以上で、「手順2：Oracle Cloud Infrastructureのコンソールを日本語化(任意)」は完了です。
上記の流れで、Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための準備ができました。
Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順
「Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順」に関してご紹介します。
★Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための流れ★
手順1：作成したOracle Cloud Infrastructureのアカウントでログイン
手順2：Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成
上記手順を実施することで、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成」できます。
上記の各手順は、以下の日時で手順確認済みです。
手順確認済み日時：2022年2月8日
以降で、上記「Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成するための流れ」の各手順に関してご説明します。
手順1：作成したOracle Cloud Infrastructureのアカウントでログイン
「手順1：作成したOracle Cloud Infrastructureのアカウントでログイン」に関して解説します。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCNを作成するためには、ログインが必要です。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)にログインする手順に関しては、以下の記事の「手順4：作成したOracle Cloud Infrastructureのアカウントでログイン」をご覧ください。
以上で、「手順1：作成したOracle Cloud Infrastructureのアカウントでログイン」は完了です。
手順2：Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成
「手順2：Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成」に関して解説します。
7クリックするだけで、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成できます。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のコンソール(ダッシュボード)にログイン後、「左上のナビゲーション(下図の赤枠)→ネットワーキング(下図の青枠)→仮想クラウド・ネットワーク(下図のオレンジ枠)」の順番でクリックしましょう。
クリック後、「概要(下図の赤枠)」をクリックしてください。
クリック後、「VNCウィザードの起動(下図の赤枠)」をクリックします。
クリック後、「基本情報」欄にある「VCN名」に「任意の名称」を入力しましょう。本記事では、「test-vnc」と入力しました。
入力後、「VCNとサブネットの構成」欄にある以下の項目を入力しましょう。
・VCN CIDRブロック：10.0.0.0/16と入力(VCN全体のアドレス空間です)
・パブリック サブネットCIDRブロック：10.0.0.0/24と入力
・プライベート サブネットCIDRブロック：10.0.1.0/24と入力
項目入力後、ページ末尾にある「次」(下図の赤枠)をクリックしてください。
クリック後、ページ末尾にある「作成」(下図の赤枠)をクリックします。
クリック後、「仮想クラウド・ネットワークが作成されました」が表示された場合、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCNを作成できた」と判断できます。
以上で、「手順2：Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成」は完了です。
上記の流れで、Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成することができました。
ちなみに、Oracle Cloud Infrastructureを「体系的に学びたい」方には、以下の書籍がオススメです。
【まとめ】Oracle Cloud(OCI)でVCN(ネットワーク)を作成する手順【図解】
いかがでしたでしょうか？Oracle Cloud Infrastructure(OCI)で7クリックでVCN(ネットワーク)を作成する手順を解説し、以下の悩みを解決しました。
★悩み★
・Oracle Cloud Infrastructure(OCI) でVCNを作成することは可能？
・そもそも、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のVCNって何？
・Oracle Cloud(OCI)でVCN(仮想ネットワーク)を作成する手順を知りたい。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)では、簡単にVCNを作成できます。ぜひあなたも本記事を参考に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)でVCNの作成」を実践してください。
コメント