★悩み★
・実行したcurlコマンドをRubyプログラムに簡単に変換できないかな。
・そもそもcurlコマンドって何?curlコマンドの使い方を知りたい。
・WebサービスでcurlコマンドをRubyに変換する際に注意することは?
こういった「悩み」に答えます。
★本記事の内容★
① curlとは何?curlコマンドの使い方を解説
② curlコマンドをRubyプログラムに変換する手順
③ curlコマンドをRubyに変換するWebサービスを使う場合の注意点
これからご紹介する「curlコマンドからRubyプログラムへの変換方法」を実践したことで、1分以内で「curlコマンドをRubyプログラムに変換」できました。
記事の前半では「curlコマンドとは何か?や簡単な使い方」を解説します。
記事の後半では「Webサービスを用いてcurlコマンドをRubyプログラムに変換する方法と注意点」を紹介します。
この記事を読み終えることで、「curlコマンドをRubyプログラムに変換する手順」を把握した状態になります。
ちなみに、「curlコマンドをCプログラムに変換する手順」が気になる方は、以下の記事をご覧ください。
curlとは何?curlコマンドの使い方を解説
「curlとは何?curlコマンドの使い方」に関してご紹介します。
curlコマンドとは何か?を説明します。既にご存知の方は、本章を読み飛ばしてください。
curlの定義を以下に掲載します。
★curlとは?★
curlの正式名称は、「client for URL」です。
curlとは、FTPやHTTPSなどの様々な通信プロトコルでデータを送受信(データのアップロードとダウンロード)するコマンドラインツールです。
参照:curlコマンドとは?(Wikipedia)
curlコマンドは、主に以下の場面で利用されます。
★curlコマンドの利用場面(用途)★
・Webサイトがアクセスできない状態でないかを確認する場合に利用する。
・Web API(REST API)を使う場合に利用する。
・Webスクレイピングツールを開発する場合に利用する。
→ 参照:Webスクレイピングとは?(本ブログ)
curlコマンドの使い方(実行方法)の例は、以下となります。
★curlコマンドの使い方(実行方法)の例★
使い方(実行方法)の例:curl http://httpbin.org/ip
実行結果の例:{“origin”: “126.28.205.225”}
処理内容:curlコマンドを実行したパソコンのグローバルIPアドレスを取得
参照:curlのコマンドリファレンス[オプション掲載あり](Linuxのマニュアル)
以上が、「curlとは何?curlコマンドの使い方」となります。
コマンドでデータを送受信したい場合、curlコマンドの利用を検討してみてください。
curlコマンドをRubyプログラムに変換する手順
「curlコマンドをRubyプログラムに変換する手順」に関してご紹介します。
★WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換する手順★
手順1:Rubyのインストール
手順2:Rubyプログラムに変換したいcurlコマンドの紹介
手順3:WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換
手順4:curlコマンドから変換したRubyプログラムを実行
上記の流れで、「curlコマンドをRubyプログラムに変換」できます。
上記の各手順は、以下の環境と日時で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2022年4月28日
動作確認済み環境:Ubuntu 20.04.3 LTS
以降で、上記「WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換する手順」の各手順に関してご説明します。
手順1:Rubyのインストール
「手順1:Rubyのインストール」に関して説明します。
curlコマンドから変換したRubyプログラムを実行するために、Rubyをインストールしましょう。
以下の記事を参考にし、お使いのパソコンやサーバーにRubyをインストールしましょう。
>> 【5分でわかる】Windowsに最新版Rubyをインストールする方法
>> 【Linux向け】Rubyを3ステップでインストールする方法
>> 【Ubuntu向け】rbenvでRubyをインストールする手順【簡単】
既にRubyをインストールされている方は、本手順を省略してください。
以上で、「手順1:Rubyのインストール」は完了です。
手順2:Rubyプログラムに変換したいcurlコマンドの紹介
「手順2:Rubyプログラムに変換したいcurlコマンドの紹介」に関して説明します。
Rubyプログラムに変換したいcurlコマンドをご紹介しますね。
以下のcurlコマンドをRubyプログラムに変換しましょう。
$ curl http://httpbin.org/ip
ちなみに、上記curlコマンドを実行することで「curlコマンドを実行したパソコンのグローバルIPアドレスを取得」できます。
以上が、「手順2:Rubyプログラムに変換したいcurlコマンドの紹介」となります。
手順3:WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換
「手順3:WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換」に関して説明します。
あるサイトを利用することで、curlコマンドをRubyプログラムへ簡単に変換できます。
Webブラウザを起動し、以下のサイトへアクセスしましょう。
curlコマンドをRubyプログラムに変換するサイト
アクセス後、「Paste curl here」のテキスト欄(下図の赤枠)にcurlコマンドを記入しましょう。
curlコマンド記入後、自動でRubyプログラム(下図の赤枠)に変換されます。
自動変換されたRubyプログラム(上図の赤枠)をコピーしましょう。
その後、以下のRubyプログラムを作成してください。
require 'net/http'
require 'uri'
uri = URI.parse("http://httpbin.org/ip")
response = Net::HTTP.get_response(uri)
puts response.body
上記のプログラムを「curl-ruby.rb」というファイル名で保存しましょう。
以上で、「手順3:WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換」は完了です。
手順4:curlコマンドから変換したRubyプログラムを実行
「手順4:curlコマンドから変換したRubyプログラムを実行」に関して説明します。
手順3で変換したRubyプログラムの動作確認をしましょう。
以下のコマンドを実行し、手順3で作成した「curl-ruby.rb」の動作を確認してください。
# ruby curl-ruby.rb
{
"origin": "126.28.205.225"
}
コマンド実行後、「origin」が表示された場合、「正常にcurlコマンドから変換されたRubyプログラムを実行できた」と判断できます。
以上で、「手順4:curlコマンドから変換したRubyプログラムを実行」は完了です。
curlコマンドをコピペするだけで、Rubyプログラムに自動変換できるので「curl-to-ruby」のWebサービスはオススメです。
curlコマンドをRubyに変換するWebサービスを使う場合の注意点
「curlコマンドをRubyに変換するWebサービスを使う場合の注意点」に関して解説します。
Webサービス「curl-to-ruby」を使う際に注意するべき点に関して説明しますね。
Webサービス「curl-to-ruby」を使う際には、以下を注意してください。
★Webサービス「curl-to-ruby」を使う際の注意点★
変換したいcurlコマンドにログイン情報(パスワードなど)がないことを確認
→ 変換したcurlコマンドをWebサービス側で一時的に保存していた場合、
情報流出する可能性がある(下図参照)
以上が、「curlコマンドをRubyに変換するWebサービスを使う場合の注意点」となります。
Webサービスを使ってcurlコマンドをRubyプログラムに変換する場合は、機密情報の流出を留意して使いましょう。
【まとめ】curlコマンドからRubyプログラムへの変換方法
いかがでしたでしょうか?
Webサービス「curl-to-ruby」を使って、curlコマンドをRubyプログラムに自動変換する手順を解説し、以下の悩みを解決しました。
★悩み★
・実行したcurlコマンドをRubyプログラムに簡単に変換できないかな。
・そもそもcurlコマンドって何?curlコマンドの使い方を知りたい。
・WebサービスでcurlコマンドをRubyに変換する際に注意することは?
curlコマンドをRubyプログラムに変換するWebサービスは、多数存在します。
本記事で解説した情報流出の可能性を留意しつつ、WebサービスでcurlコマンドをRubyプログラムに変換してみてください。
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