【要点解説】SikuliXとは?を解消!3ステップで入門する方法を解説

 

★悩み★
・これからSikuliXに入門するけど、何から勉強すれば良い?
・そもそもSikuliXとは何?何ができるの?使い方は?
・無料でWindows上の画面操作を自動化できる?



こういった「悩み」に答えます。
 

★本記事の内容★
① SikuliXとは?
② SikuliXで自動化した事例3選
➂ SikuliXの使い方



これからご紹介する「【要点解説】SikuliXとは?を解消!3ステップで入門する方法を解説」を熟読したことで、1時間以内で「SikuliXとは?の理解からインストールまで」をできるようになりました。
 

記事の前半では「SikuliXで何ができるか」や「動作環境とメリット/デメリット」を解説します。

記事の後半では「SikuliXを使うことでどのような自動化ができるのか?」から「ダウンロード/インストール方法」までを紹介します。
 

この記事を読み終えることで、「SikuliXを使う上で最低限必要な知識や操作手順を把握した」状態になります。



ちなみに、筆者が2週間でSikuliXを学んだ方法や手順について以下で公開しています。皆様の学習の参考になれば嬉しいです。

>> SikuliXに0から入門し操作を自動化するまでのロードマップを公開中

 

SikuliXとは?


「SikuliXとは?」に関してご紹介します。
 

★ご紹介事項★
・SikuliXとは何か?できることは?
・動作環境
・料金プランとライセンス
・コミュニティ/開発の状況
・メリットとデメリット
・Sikuliとの違い



以降で、上記「ご紹介事項」の各項目に関してご説明します。
 

SikuliXとは何か?できることは?

「SikuliXとは何か?できることは?」に関して説明します。
 

「どういったツールなのか?」や「できることは?」に関して簡単に紐解いていきますね。



公式サイトでは、以下のように「SikuliXとは?」を説明しています。
 



少し難しい英語で「SikuliXとは何か?」を説明されています。

以下に簡単な文言に置き換えたものを記載しますね。
 

★SikuliXとは何か?★
SikuliXとは、画像認識を用いたGUI操作(画面操作)自動化ツールです。
簡単な操作で「エクセル入力の自動化」や「RPA用途」に利用できます。
例えば、「Googleの検索ボックスにキーワードを入力して検索ボタンをクリックする」などの操作を自動化できます。



画面操作を自動化できるSikuliXを使うことで、例えば、「Safariを使ったGoogle検索」の自動化ができます(下の動画参照)。
 

Google検索を自動化した例



ちなみに、「SikuliX」は、一般的に以下のように呼称されています。
 

★呼び方/読み方★
以下のどちらかで呼ぶパターンが多いです。
・シクリ
・シクリエックス


  

動作環境

続いて、「動作環境」に関して解説します。
 

「どのOS」で使うことができるかをご紹介しますね。



SikuliXは、「Java」がインストールされた環境であれば、どのOSでも動作します。
ですので、動作環境は以下となります。
 

★動作環境★
Javaがインストールされている64ビット環境であれば動作します。
そのため、Windows/Mac/Linux上で動作します。



ちなみに、筆者は、「Windows」および「Mac」で使ったことがあります。

本記事の後半で、「Windows」「Mac」にSikuliXをインストールする方法を説明します。

  

料金プランとライセンス

次に、「料金プラン」と「ライセンス」に関して解説します。
 

「そもそも無料で利用できる?」の疑問を解消していきますね。



SikuliXの料金プランは、以下となります。
 

★料金プラン★
SikuliXは、完全無料で「ダウンロード」「インストール」「全機能の利用」ができます。



完全無料となっている理由としては、以下のライセンスで開発されたOSS(オープンソース)であるためです。
 

★ライセンス★
SikuliXは、「MIT」というライセンスで開発されています。
MITのライセンスであるため、「個人利用」「商用利用」であっても完全無料で使えます。
参照:ライセンスについて


  

コミュニティ/開発の状況

「コミュニティ/開発の状況」に関して説明します。
 

個人や業務でSikuliXを使う場合、脆弱性などのバグが「どのぐらいの頻度で修正されるか」気になりますよね。以降で簡単に解説します。



SikuliXのコミュニティ(機能開発やバグ修正している団体)の活動状況は、以下のサイトで確認できます。
>> SikuliXのコミュニティ
 

上記のサイトから、「開発状況」や「修正頻度」を把握できます(下図)。

開発状況を見てみると「1年に1回程度、大きな開発や修正」を実施しているように見えます。

また、バグ修正などが少ないため、比較的安定したソフトウェアだとも考えられます。
 

開発状況

 

個人的には、「バグなどが少なさそう」や「定期的に開発はされている」という観点から、個人や業務で使っても「問題ない」と考えています。


  

メリットとデメリット

次に、「メリットとデメリット」を説明します。
 

今までの説明してきた項目を踏まえて、メリットとデメリットを解説しますね。



早速ですが、SikuliXのメリットは、以下だと考えます。
 

★メリット★
・MITライセンスであるため、完全無料で利用可能なRPAツール
・導入は簡単(JavaインストールとJarファイルのダウンロードのみ)
・Windows/Mac/Linuxに対応
・画面認識で自動化するため、パソコンで行う全ての操作を自動化可能



また、SikuliXのデメリットは、以下となります。
 

★デメリット★
SikuliXでは、ノーコードで操作自動化をすることはできません。
操作を自動化したい場合、プログラムを自身で書く必要があります。
そのため、以下のプログラミングスキルが求められます。
・Jthon(Python2.7と互換がある言語)
・JRuby(Ruby 1.9と2.0に互換がある言語)



ただし、本サイトでご紹介する以下の「入門方法」を段階的に進めていくことで、上記デメリットは解消できます。
>> SikuliX入門者向け!学習方法と自動化事例のまとめ

  

Sikuliとの違い

最後に「Sikuliとの違い」に関して説明します。
 

Google検索をしていると「Sikuli」という単語を見かけることがあると思います。
以降で、簡単に「Sikuli」と「SikuliX」の関係性について述べますね。



Sikuliを一言で説明すると、「SikuliXの前の製品」となります。
 

★Sikuliの歴史★
Sikuliは、MITコンピューター科学の人工知能研究所の Rob Miller 教授の監督の下、Tsung-Hsiang Chang と Tom Yeh によって2012年まで開発された製品です。
参照:Sikuliとは?(公式サイト)



2013年からRaiManという方がSikuliの開発を引き継いだ際に、「Sikuli」を「SikuliX」と改名しました。
 

ちなみに、「Sikuli」で実現できることは、「SikuliX」でも実現できます。
ですので、「Sikuli」を使いたい方は、「SikuliX」を使いましょう。

Sikuliを使うと、脆弱性などのバグは修正されないので要注意です。


 

SikuliXは、完全無料なRPAツールです。
特に画面操作の自動化を得意としているソフトウェアです。
以降で、GUI操作を自動化した事例をご紹介しますね。


 

SikuliXで自動化した事例3選


「SikuliXで自動化した事例3選」に関してご紹介します。
 

★自動化事例★
・Webブラウザ操作でファイルをダウンロードする作業を自動化
・セットアップ時にGUI操作が必要な製品のセットアップ作業を自動化
・開発したGUIプログラムのテスト自動化



以降で、上記「自動化事例」の各項目に関してご説明します。
 

Webブラウザ操作でファイルをダウンロードする作業を自動化

「Webブラウザ操作でファイルをダウンロードする作業を自動化」に関して説明します。
 

Webブラウザの操作を自動化できます。



筆者は、SikuliXを使って、以下のWebブラウザ操作を自動化しました。
 

Webブラウザ操作を自動化した例



ちなみに、自動化されたWebブラウザ操作は、以下の動画のようになります。
 

Webブラウザ操作を自動化した例



SikuliXを使えば、マウスのクリック操作と移動操作を自動化できます。
マウス操作の自動化に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> SikuliXでマウスのクリックや移動操作を自動化

  

セットアップ時にGUI操作が必要な製品のセットアップ作業を自動化

「セットアップ時にGUI操作が必要な製品のセットアップ作業を自動化」に関して解説します。
 

GUIアプリケーションの操作を自動化できます。



筆者は、以下のGUIアプリケーションのセットアップを自動化しました。
 

GUIアプリケーションのセットアップを自動化



SikuliXを使えば、クリック操作だけでなく、キーボード入力操作も自動化できます。
キーボード入力操作を自動化に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> SikuliXでキーボード入力操作を自動化する方法

  

開発したGUIプログラムのテスト自動化

「開発したGUIプログラムのテスト自動化」に関して説明します。
 

GUI製品やプログラムの長時間運用観点でのテストを実現できます。



製品開発をする上で、開発した製品にバグがないかを検証する「テスト工程」は、とても重要な工程です。

テスト工程における1つの観点として、「長時間ランニングテスト」があります。

長時間の定義は、開発現場で異なりますが、筆者はよく「24時間ずっと使い続けても問題ないか?」という観点で「長時間ランニングテスト」を実施しています。
 

24時間ずっとGUI製品を操作することは、非現実ですので、筆者は「SikuliX」を使うようにしています。
 

24時間操作を繰り返す事例



SikuliXを使えば、繰り返し操作を伴う作業も自動化できます。
繰り返し操作の自動化に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> SikuliXのforとwhileで繰り返し実行(loop)

  

SikuliXを使うことで「マウス操作」「キーボード入力」「繰り返し操作」を自動化できます。
以降の「ダウンロード」「インストール」に関してご紹介しますね。


 

SikuliXの使い方


「SikuliXの使い方」に関してご紹介します。
 

SikuliXは、「Javaのダウンロードとインストール」「jarファイルダウンロード」のみで使うことができます。最短5分で使い始めることができます。



Windowsにインストールしたい方は、以下の記事をご覧ください。 
>> 【Windows向け】SikuliXのインストール手順と基本的な使い方
 

Macにインストールしたい方は、以下の記事をご覧ください。
>> 【Mac向け】SikuliXのインストール手順と基本的な使い方

  

煩わしい設定も不必要ですので、気軽に使い始めることができます。



ちなみに、入門者には以下の記事がオススメです。体系的に学習することができます。
>> SikuliX入門者向け!学習方法と自動化事例のまとめ
 

また、「SikuliXをシステムで利用する場合の注意点」や「Androidを操作する方法」などを知りたい方には、以下の記事で紹介している本がオススメです。
>> 【入門者向け】SikuliXの勉強に役に立つオススメ書籍3冊

 

【まとめ】SikuliXとは?を解消!3ステップで入門する方法を解説


いかがでしたでしょうか?

上記で紹介した「SikuliXとは?」「自動化できる操作は?」を理解していただくと、今後SikuliXを「どう使えばいいの?」で悩むことは一切なくなり、様々な作業自動化の実現により業務を効率化できます。
 

最後にもう一度内容を確認しましょう。

 

★SikuliXとは?★
・画像認識を用いたGUI操作(画面操作)自動化ツール
・MITライセンスなため完全無料で利用可能
・マウス操作やキーボード入力操作さらには、繰り返し操作も自動化可能



さらに体系的に学習したい方は、以下の記事をご覧ください。
>> SikuliX入門者向け!学習方法と自動化事例のまとめ
 

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