【MacOS向け】Fessのインストール方法を要件から解説

 

【悩み】
・全文検索ソフトウェアFessをMacOSにインストールしたい。
・Fessの起動方法や停止方法を知りたい。
・試しにローカルファイルに対して全文検索をしてみたい。



こういった「悩み」に答えます。
 

【本記事の内容】
① Fessとは?:Javaベースの全文検索ソフトウェア
② インストール要件と準備
➂ FessをMacOSにインストール
④ 運用方法(起動・停止・状態確認)
⑤ ローカルファイルを全文検索するまでの使い方



本記事を熟読したことで、1時間以内で下の動画のように「Fessでローカルファイルを全文検索」できるようになりました。
 



記事の前半では「Fessのインストール要件」や「インストール手順」を解説します。

記事の後半では「起動・停止・状態確認方法」から「ローカルファイルの全文検索までの流れ」を紹介します。
 

この記事を読み終えることで、「MacOS上にFessをインストールし使い始められる」状態になります。

 

ちなみに、上記以外のOSにFessをインストールしたい場合、以下の記事をご覧ください。

>> 【Windows向け】Fessのインストール方法を要件から解説

>> 【Ubuntu向け】Fessのインストール方法を要件から解説


 

Fessとは?:Javaベースの全文検索ソフトウェア


Fessとは、Javeで開発された無料で使える全文検索ソフトウェアです。

さらに詳しく「特徴」「導入事例」「日本語対応可否」などを知りたい方には、以下の記事がオススメです。

>> 【入門編】Fessとは?全文検索システムを5分で作れるOSS!


 

インストール要件と準備


「インストール要件と準備」に関してご紹介します。
 

【ご紹介事項】
・Fessのインストール要件
・Javaのインストール



以降で、上記項目に関して解説します。
 

Fessのインストール要件

インストール要件に関しては、以下の記事「Fessのインストール要件」の箇所をご覧ください。は、以下となります。

>> 【Windows向け】Fessのインストール方法を要件から解説


 

Javaのインストール

MacOS上にJava 17をインストールするために、以下のサイトにアクセスしましょう。

>> MacOS用のJavaインストーラーをダウンロードできるサイト
 

アクセス後、適切なJavaインストーラーをダウンロードしてください。

筆者のMacOSは、Intelプロセッサーを搭載しているため「x64 DMG Installer」をダウンロードしました。
 



次に、ダウンロードしたJavaインストーラー(下図の赤枠)をダブルクリックし、起動しましょう。
 



Javaインストーラー起動後、表示されたパッケージ(下図の赤枠)をクリックしましょう。
 



クリック後、「はじめに」の画面が表示されます。表示後、「続ける」(下図の赤枠)をクリックしてください。
 



クリック後、「インストール」(下図の赤枠)を押します。
 



クリック後、「正常にインストールされました」と表示された場合、「MacOSにJava17をインストールできた」と判断できます。

その後、「閉じる」(下図の赤枠)をクリックし、Javaインストーラーを終了しましょう。
 


 

MacOSでFessを使う要件として、「Java導入済み」があります。Javaは、インストーラー経由で導入できます。
以降で、MacOS上にFessをインストールする方法を説明しますね。


 

FessをMacOSにインストール


MacOSにFessをインストールする方法は、「ZIPをダウンロードし展開」となります。
 

まずは、Webブラウザを起動し、以下のサイトにアクセスしてください。

>> Fessのダウンロードサイト(公式サイト)
 

アクセス後、安定版リリースの最新版をクリックしましょう。今回は、Fess 14.5.0をクリックします。
 



クリック後、「fess-14.5.0.zip」(下図の赤枠)をダウンロードします。
 



ダウンロードしたZIPファイルを展開することで、MacOS上でFessが使えるようになります。
 

MacOSでFessを使いたい場合、ZIPファイルを展開するだけです。
以降で、起動方法や停止方法に関して解説しますね。


 

運用方法(起動・停止・状態確認)


「運用方法(起動・停止・状態確認)」に関してご紹介します。
 

【ご紹介事項】
・起動方法
・停止方法
・状態確認方法



以降で、上記項目に関して解説します。
 

起動方法

Fessを起動したい場合、「bin」フォルダ内にある「fess」を実行しましょう。そのために、ターミナルを起動し、以下のコマンドを実行してください。
 

$ cd fess-14.5.0/bin
$ sh fess


 

停止方法

起動コマンドを実行したターミナルで、「Ctrl + c」コマンドを入力することでFessを停止できます。

 

状態確認方法

状態確認方法に関しては、以下の記事「状態確認方法」の箇所をご覧ください。
 

>> 【Windows向け】Fessのインストール方法を要件から解説

 

Fessはファイル名「fess」を実行するだけで簡単に起動できます。
以降で、手元にあるフォルダに対して全文検索をする方法を説明しますね。


 

ローカルファイルを全文検索するまでの使い方


「ローカルファイルを全文検索するまでの使い方」に関しては、以下の記事をご覧ください。Fessの管理画面にログインから全文検索までを解説しています。

>> 【Windows向け】Fessのインストール方法を要件から解説


 

【まとめ】Fessのインストール方法を要件から解説【MacOS向け】


いかがでしたでしょうか?

上記で紹介した「Javaのインストール」「ZIPファイルの展開」「クロール設定」を順番に実施していくだけで、MacOS上のローカルファイルに対してFessで全文検索ができるようになります。

最後にもう一度内容を確認しましょう。
 

【おさらい】
・インストール要件:JavaまたはDockerがインストール済みであること
・FessのZIPファイルしコマンド実行ですぐに起動できる
・Fessの管理画面にログインしクローラーの設定が必要



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