この記事では、筆者がSQLiteを2週間で習得した方法をご紹介します。
【SQLiteを学習しようと決意したときの筆者のスペック】
・SIer会社でC言語やPythonなどを使ったミドルウェア製品の開発を6年
・趣味でPythonを使ってウェブアプリやGUIソフトを作った経験あり
・持っている資格は応用情報技術者試験のみ
SQLiteを学習する動機
配属された部署では、エクセルに様々なデータを記入し管理していました。そのエクセルのファイルサイズが大きかったため、開く・保存する・集計するにかなり時間を要しました。
そういった無駄な時間をなくすためにも、SQLiteというデータベースを学び、現状を改善しようと思ったのが、SQLiteを学習する動機でした。
学習方法の前提
SQLiteを学び始める前に、最低限SQLiteをお使いのパソコンにインストールしておく必要があります。
なぜならば、学習しつつその都度アウトプットすることで、効率よく短期間でSQLiteを習得できるからです。
ですので、お使いのパソコンにSQLiteをインストールされていない方は、以下の記事を参考にしインストールしましょう。
>>【最短5分】SQLiteをWindowsへインストールする方法(6枚で図解)
>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【MacOS向け】
>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【Ubuntu向け】
>>【コピペOK】SQLite3をインストールする手順【Linux向け】
SQLiteを2週間で習得した学習方法
それでは、筆者がSQLiteを2週間で習得した学習方法についてご紹介します。
SQLiteとは(わわわIT用語辞典)
様々なIT関連の用語を初心者にも分かりやすく図を交えて解説してくれていると評判が高い「このサイト」の以下の記事を一通り読みました。
上記サイトは、2013年から運用されており、運営者は「業務アプリやウェブシステムなどの開発業務」を本業とされている方です。
そのため、ITエンジニア初心者に刺さる説明の仕方で書かれており、すんなりとIT用語を分かった気になれます。
数分もあれば、以下のことを理解できる記事となっていました。
・SQLiteとは?
・メリットやデメリットは?
・そもそもデータベースとは?
SQLiteの使い方
ウェブアプリケーション作成に必要な技術関連を入門者に分かりやすく解説していると評判が高い「このサイト」を一通り読みました。
構文だけでなく、サンプルを交えてその構文を使った操作例や操作結果も掲載されており、非常に内容が充実しています。
さらに上から読み進められるサイト構成になっているため、読み物として非常に完成度が高かったです。上から下まで読むだけで、SQLiteの基礎基本を十分にインプットできます。
ただし、上記サイトには、プログラミング言語からSQLiteを操作するテーマに関しては言及されていませんでした。
Pythonなどのプログラミング言語からSQLiteを扱えるようになりたかったため、次にご紹介する教材で勉強を継続しました。
【SQLiteで学ぶ】ゼロから始めるデータベースとSQL超入門
最後により実践的な内容を学習するためにこの教材を選びました。
>> 【SQLiteで学ぶ】ゼロから始めるデータベースとSQL超入門@Udemy
Udemyには、日本語のSQLite教材は20件ほどあります。その講座の中で、一番「SQLiteを中心としたテーマで解説している」と判断したため、本講座を受講しました。
ちなみに、「そもそもUdemyとは?」と思われた方は、以下の記事でUdemyの概要を解説しているので、お先にご覧ください。
>>【5分でわかる】Udemyとはを解消!特徴やITでオススメ講座も紹介
講座内容は、SQLiteのデータ登録などの基礎基本の操作からPython経由で操作するまでを学習できます。
講座の後半では、「Pythonを使ってSQLiteからデータ抽出する方法」を題材として、プログラミング言語からSQLiteを操作するを解説してくれます。
SQLiteの将来性
DX(デジタルトランスフォーメーション)の浸透により、データを使った意思決定が定着しつつあります。
そのため、データを格納するソフトウェアであるSQLiteの需要は今後も高まると考えられます。
また、様々なデータベースの人気度を評価する「DB-Engines Ranking」サイトでも上位にSQLiteがランクインしています。
下図のように10年ぐらいのトレンドを把握でき、SQLiteは横倍ぎみの右肩上がりとなっていることが分かります。
そのため、今後もSQLiteは長期的な需要が期待できるデータベースソフトウェア製品だと考えられます。
是非この機会に習得してみてください。
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