【Ubuntu向け】PostgreSQL16を4手順でインストールする方法

【Ubuntu向け】PostgreSQL16を4手順でインストールする方法

 

【悩み】
・PostgreSQL 16をUbuntuにインストールする方法が分からないなぁ。
・PostgreSQL 16をUbuntuにインストールできるのかなぁ。
・PostgreSQL 16の新機能ってどんなんだろうかぁ。



こういった「悩み」に答えます。
 

【本記事の内容】
① PostgreSQL 16をUbuntuにインストールする方法をご紹介
② Ubuntu上でのPostgreSQL 16でデータ追加と参照をする方法をご紹介
③ PostgreSQL 16の新機能をご紹介



これからご紹介する手順を実践したことで、筆者は30分以内でPostgreSQL 16をUbuntuにインストールできました。
 

記事の前半では「PostgreSQL 16をUbuntuにインストールする方法」をコマンドベースで紹介します。記事の後半では「PostgreSQL 16の使い方と新機能」を紹介します。
 

この記事を読み終えることで、「PostgreSQL 16をUbuntuにインストールする方法」を把握できるだけでなく、「PostgreSQLの新機能」も把握した状態になります。
 

ちなみに、「PostgreSQL16をFedora系(CentOS/RHELなど)のLinuxにインストールする手順」を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

>> 【コピペOK】PostgreSQL16を5手順でインストールする方法


 

 


 

PostgreSQL16をUbuntuにインストールする方法


PostgreSQL16をUbuntuにインストールする方法をご紹介します。
 

【手順の流れ】
手順1:PostgreSQL 16のUbuntu用リポジトリを追加
手順2:apt-getでPostgreSQL 16をUbuntuにインストール
手順3:Ubuntu上でPostgreSQL 16のセットアップ
手順4:Ubuntu上でPostgreSQL 16の起動



上記の流れで、「PostgreSQL 16をUbuntuにインストール」できます。
 

上記の各手順は、以下の日時と環境で動作確認済みです。
動作確認済み日時:2023年9月19日
動作確認済み環境:Ubuntu 20.04.3 LTS



以降で、上記の各手順に関してご説明します。
 

手順1:PostgreSQL 16 のUbuntu用リポジトリを追加

「手順1:PostgreSQL 16 のUbuntu用リポジトリを追加」に関して解説します。
 

PostgreSQL 16 をUbuntuにインストールするために、PostgreSQL公式サイトに公開されているUbuntu用リポジトリを追加しましょう。



PostgreSQL 16のUbuntu用リポジトリを追加するために、「端末またはコマンドプロンプト」を起動し、以下のコマンドを順に実行してください。

$ sudo sh -c 'echo "deb http://apt.postgresql.org/pub/repos/apt $(lsb_release -cs)-pgdg main" > /etc/apt/sources.list.d/pgdg.list'
$ wget --quiet -O - https://www.postgresql.org/media/keys/ACCC4CF8.asc | sudo apt-key add -
$ sudo apt-get update
$ ls /etc/apt/sources.list.d/pgdg.list 
/etc/apt/sources.list.d/pgdg.list
$



コマンド実行後、「/etc/apt/sources.list.d/pgdg.list」が表示された場合、「正常にPostgreSQL 16 のUbuntu用リポジトリを追加できた」と判断できます。

以上で、「手順1:PostgreSQL 16のUbuntu用リポジトリを追加」は完了です。
 

手順2:apt-getでPostgreSQL 16をUbuntuにインストール

「手順2:apt-getでPostgreSQL 16をUbuntuにインストール」に関して解説します。
 

apt-get コマンド経由でPostgreSQL 16をUbuntuにインストールしましょう。



PostgreSQL 16をUbuntuにインストールするために、以下のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-get -y install postgresql-16



以上で、「手順2:apt-getでPostgreSQL 16をUbuntuにインストール」は完了です。
 

手順3:Ubuntu上でPostgreSQL 16のセットアップ

「手順3:Ubuntu上でPostgreSQL 16のセットアップ」に関して解説します。
 

PostgreSQL 16をUbuntuで利用するには、セットアップが必要です。



PostgreSQL 16をUbuntuでセットアップするために、以下のコマンドを順番に実行してください。

# ↓↓ postgresユーザのパスワードを設定(今回は、postgresと設定) ↓↓
$ sudo passwd postgres

# ↓↓ PostgreSQL 16でデータベースクラスタを作成 ↓↓
$ su - postgres -c '/usr/lib/postgresql/16/bin/initdb -E UTF8 --locale=C -A scram-sha-256 -W -D /var/tmp/pg16data'
Password: ★postgresと入力★
The files belonging to this database system will be owned by user "postgres".
This user must also own the server process.

The database cluster will be initialized with locale "C".
The default text search configuration will be set to "english".

Data page checksums are disabled.

Enter new superuser password: ★postgresと入力★
Enter it again: ★postgresと入力★

creating directory /var/tmp/pg16data ... ok
creating subdirectories ... ok
selecting dynamic shared memory implementation ... posix
selecting default max_connections ... 100
selecting default shared_buffers ... 128MB
selecting default time zone ... Asia/Tokyo
creating configuration files ... ok
running bootstrap script ... ok
performing post-bootstrap initialization ... ok
syncing data to disk ... ok

Success. You can now start the database server using:

    /usr/lib/postgresql/16/bin/pg_ctl -D /var/tmp/pg16data -l logfile start

$ echo $?
0
$ 



コマンド実行後、「0」が最後に表示された場合、「正常にUbuntuでPostgreSQL 16のセットアップが完了した」と判断できます。
 

【initdb コマンドのリファレンス】
処理内容:PostgreSQLのデータベースクラスタを作成
参照:initdb コマンドのリファレンス(公式サイト)



以上で、「手順3:Ubuntu上でPostgreSQL 16のセットアップ」は完了です。
 

手順4:Ubuntu上でPostgreSQL 16の起動

「手順4:Ubuntu上でPostgreSQL 16の起動」に関して解説します。
 

/etc/init.d コマンド経由でPostgreSQL 16を起動できます。



以下のコマンドを実行することで、Ubuntu上でPostgreSQL 16 を起動できます。

$ sudo /etc/init.d/postgresql start



また、以下のコマンドを実行することで、Ubuntu上でPostgreSQL 16 の起動状態を確認できます。

$ sudo /etc/init.d/postgresql status
● postgresql.service - PostgreSQL RDBMS
     Loaded: loaded (/lib/systemd/system/postgresql.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: active (exited) since Tue 2023-09-19 09:09:39 JST; 4min 37s ago
   Main PID: 532951 (code=exited, status=0/SUCCESS)
      Tasks: 0 (limit: 4508)
     Memory: 0B
     CGroup: /system.slice/postgresql.service

Sep 19 09:09:39 ubuntu-dev systemd[1]: Starting PostgreSQL RDBMS...
Sep 19 09:09:39 ubuntu-dev systemd[1]: Finished PostgreSQL RDBMS.



以上で、「手順4:Ubuntu上でPostgreSQL 16の起動」は完了です。

 

上記の流れで、Ubuntu上でPostgreSQL 16 のインストールとセットアップができました。


 

Ubuntu上でのPostgreSQL 16でデータ追加と参照をする方法


「Ubuntu上でのPostgreSQL 16 でデータ追加と参照をする方法」に関しては、以下の記事「PostgreSQL 16でデータ追加と参照をする方法」をご覧ください。

>> PostgreSQL16を5手順でインストールする方法
 

PostgreSQL 16でデータ追加と参照をする方法に関しては、OSが異なっても同じ方法です。



以上が、「Ubuntu上でのPostgreSQL 16でデータ追加と参照をする方法」となります。
 
 

PostgreSQL 16の新機能


「PostgreSQL 16の新機能」に関しては、以下の記事「PostgreSQL 16の新機能」をご覧ください。

>> PostgreSQL16を5手順でインストールする方法
 


以上が、「PostgreSQL 16の新機能」となります。



ちなみに、「PostgreSQLのアーキテクチャを体系的に学びたい」や「その他のPostgreSQLのコマンドを知りたい」方は、以下の参考書がオススメです。


 

【まとめ】PostgreSQL16を4手順でインストールする方法【Ubuntu向け】


いかがでしたでしょうか?「apt-getによるPostgreSQL 16をUbuntuにインストール」、「PostgreSQL 16でのデータ登録方法」を解説し、以下の悩みを解決しました。
 

【悩み】
・PostgreSQL 16をUbuntuにインストールする方法が分からないなぁ。
・PostgreSQL 16をUbuntuにインストールできるのかなぁ。
・PostgreSQL 16の新機能ってどんなんだろうかぁ。



「Ubuntu用のPostgreSQLリポジトリ の追加」と「apt-get」を使うだけで、Ubuntu上にPostgreSQL 16 をインストールできます。本記事を参考に「UbuntuにPostgreSQL 16 のインストール」を実践してください。
 

 


 

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