
【悩み】
・販売数に応じてNoteの価格を変えたい!でも、販売数の集計が大変…
・有料Noteを販売しているが記事ごとに販売数を集計するのに時間がかかる
・Pythonを使って各記事の販売数を確認できない?APIを使えば実現可能?
こういった「悩み」に答えます。
【本記事の内容】
① そもそもNoteの販売数を確認するとは?
➁ PythonでNoteの販売数を確認する方法2選
➂ 手順:Noteの非公式APIを使ってPythonスクリプトを自作
本記事に掲載した手順を実践したことで、Webブラウザやアプリケーションを操作することなくPythonからNoteの有料記事ごとの販売数を確認できるようになりました(下の動画参照)。
記事の前半では「Noteの販売数を確認するとは何か?」と「PythonでNoteの販売数を確認する方法はあるのか?に対する調査結果」を解説します。
記事の後半では、「無料でPythonを使って有料記事の販売数を確認する方法や具体的なプログラム」を説明します。
この記事を読み終えることで、「記事の販売数に応じて価格を変えるために必要な時間を最小限にできる」状態になります。
そもそもNoteの販売数を確認するとは?

以下の順番で、Noteの販売数の確認に関してご紹介します。
【ご紹介事項】
・実演で理解!Noteの記事ごとの販売数を確認するとは?
・なぜ記事ごとの販売数の確認を自動化したい?利用場面や利点は?
・販売数の確認を自動化する際の注意点
実演で理解!Noteの記事ごとの販売数を確認するとは?
Noteでは、以下のように記事を有料販売できます(下図参照)。

Noteの記事ごとの販売数は、「ダッシュボード」の「販売履歴」を用いて確認することができます(下図参照)。

Pythonを使うことで、以下の動画のように、Webブラウザを操作することなく記事ごとの販売数を確認できます。
なぜ記事ごとの販売数の確認を自動化したい?利用場面や利点は?
Noteの有料記事の販売戦略として、「販売数に応じて定期的に記事の価格を上げていく」があります。(下図参照)

上記の販売戦略を採用した場合、記事ごとの販売数を定期的に確認する必要があります。本記事執筆時点での確認方法としては、以下のように手作業で集計する必要あります(下図参照)。
販売数が多かったり、有料記事が多かったりした場合、記事ごとの販売数を確認するためにかなり時間を要します。

上記の集計を一発で実現する機能は、本記事執筆時点のNoteには存在しません。そのため実現したい場合、Pythonなどのプログラミング言語を使う必要があります。
筆者は、上記の集計作業をPythonで自動化しました。その際の効果を以下に記載します。集計に必要な時間を10分の1に削減できます。
【効果について】
・効果測定時の状況
有料記事数:19記事、販売数:60部
・集計にかかった時間
手作業で集計した場合:約10分
Pythonで自動化した場合:1分以内
販売数の確認を自動化する際の注意点
注意点としては、「過度な自動化」です。過度な自動操作を行った場合、スパム認定されてしまい、アカウントの凍結やコンテンツ削除などが実施される可能性があります(下図参照)。
Noteの有料記事の販売数の確認を自動化することで様々なメリットを得られます。ただし、過度に実施するとアカウント凍結の恐れがあるので注意してください。
PythonでNoteの販売数を確認する方法2選
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PythonでNoteの販売数を自動集計したい場合、本記事執筆時点では、以下の方法があります。それぞれの方法の概要を簡単にご紹介します。
【ご紹介事項】
・方法①:Noteの非公式APIを使ってPythonスクリプトを自作
・方法➁:GUI自動化ライブラリを使ってPythonスクリプトを自作
方法①:Noteの非公式APIを使ってPythonスクリプトを自作
API(Application Programming Interface)という仕組みがあり、この仕組みを使うことで、簡単にPythonなどのプログラミング言語からNoteを操作できます。
ただし、本記事執筆時点では、NoteのAPIは正式公開されていません。そのため、Googleで「Note API」と検索しても公式ドキュメントやリファレンスを見つけることはできません。
ですが、有志がNoteを解析して見出した非公式APIを使うことで、Pythonプログラム内で記事の販売数集計を自動で行えます。
方法➁:GUI自動化ライブラリを使ってPythonスクリプトを自作
Pythonには、Webブラウザを操作できるライブラリがあります。以下のようなライブラリを使うことで、Pythonプログラム内で記事の販売数集計を自動で行えます。
【GUI自動化ライブラリの一覧】
・PyAutoGUI(詳しくはこちら)
・selenium(詳しくはこちら)
以上が、Noteの有料記事の販売数集計をPythonで自動化する方法となります。ご自身にあった方法を選択しましょう。
手順:Noteの非公式APIを使ってPythonスクリプトを自作
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多くの人に公開することにより、Note株式会社が運営しているサービス「Note」に高負荷を与える可能性があります。
大変申し訳ありませんが、方法①の作り方は、本記事では非公開とさせてください。
どうしても作り方を知りたい方は、以下の有料記事のご購入を検討してください。有料記事には、「プログラムの流れ」「必要なツールやライブラリをインストール手順」「具体的なプログラム」を掲載しています。
>> PythonでNoteの各記事の販売数を一瞬で確認する最終手段(Note)
上記Noteに掲載したプログラムの実行例は、以下となります。PythonからNoteを操作することなく、有料記事ごとの販売数の集計を自動化できています。
上記のプログラムの詳細が気になる方は、以下からアクセスしてください。
>> PythonでNoteの各記事の販売数を一瞬で確認する最終手段(Note)
【まとめ】Pythonから無料で記事ごとの販売数の確認は可能!
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いかがでしたでしょうか?
上記で紹介した方法を使うことで、Pythonから無料でNoteの有料記事ごとの販売数をすぐに確認できます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
【おさらい】
・販売数に応じて値上げしたい!ただし手作業で集計しないといけない…
・Noteには記事ごとの販売数を一発で集計する機能がない(本記事執筆時点)
・非公式APIやGUI自動化ライブラリを使うことで販売数の自動集計が可能!
PythonからNoteの記事ごとの販売数を自動集計するスクリプトを知りたい方は、以下にアクセスしてください。累計販売部数に応じて、価格を上げていくつもりなので、はやめのご購入をオススメします。
>> PythonでNoteの各記事の販売数を一瞬で確認する最終手段(Note)
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