【比較】X(Twitter)で自動リポストする為の方法5選と凍結回避のコツ

 

【悩み】
・フォロワー数を伸ばすために運営アカウントに気づいてもらわなければ…
・特定単語やタグを含むポストを”リポスト”して気づいてもらいたい
 でも定期的に”リポスト”する時間がない…
・どうにかして条件を満たす投稿を1時間ごとに自動的にリポストしたい…
 そもそもX(Twitter)で自動リポストは可能?ツールを使って実現できない?



こういった「悩み」に答えます。
 

【本記事の内容】
① X(Twitter)の自動リポスト(リツイート)とは?その必要性とメリットは?
➁ ツールやサービスで「Xの自動リポスト」する方法オススメ5選
➂ 実践を通して分かった凍結回避のコツ



本記事に掲載した方法④を採用し、「副業」を含む複数の投稿に対して、自動リポストができました(下の動画参照)。
 



記事の前半では「X(Twitter)の自動リポスト(リツイート)とは何か?」と「投稿されたポスト(ツイート)に対して自動リポストする方法やその必要性」を解説します。

記事の後半では、「投稿されたポストに対して自動的にリポストできるWebサービスやツールなど」をご紹介します。
  

この記事を読み終えることで、「手作業で実施しているリポスト周りの作業から解放され、その時間を家族などの別のことに使える」状態になります。


 

X(Twitter)の自動リポスト(リツイート)とは?その必要性とメリットは?


以下の順番で、X(Twitter)の自動リポスト(リツイート)とはどういった操作なのか?に関してご紹介します。
 

【ご紹介事項】
・そもそもXのリポストとは?やり方は?リポストするとどうなる?
・自動リポストとは:リポストアイコンを自動的に押すこと
・X(Twitter)で自動リポストする必要性は?
・よくある質問(FAQ)


 

そもそもXのリポストとは?やり方は?リポストするとどうなる? 

Xのリポストとは、他のユーザーが投稿したポストを自分のフォロワーに共有する機能です。ちなみに、XがTwitterと呼ばれていた頃は、リツイート(ReTweet、RT)という名称でした。リポストすると、そのポストが自分のタイムラインに表示され、他の人にも拡散されます。

ポストの下にある「2つの矢印が円を描くように回転しているアイコン」をクリックすることで、そのポストを「リポスト」できます(下図参照)。
 

Xのリポストの例



ちなみに、リポストするための一般的な手順は、以下となります(下図参照)。
 

【操作手順】
① ウェブブラウザやアプリでX(Twitter)を開く
➁ 条件を満たすポストを検索
➂ 検索結果に表示されたポストに対してリポストを実施
④ ページをスクロールし➁から再実施

   

X(Twitter)でリポストを実施する一般的な流れ

 

自動リポストとは:リポストアイコンを自動的に押すこと

Xのリポストの自動化とは、X上で特定の条件を満たすポストを見つけ、「リポスト」を実施する作業をプログラムやツールで自動化することを指します。

例えば、特定のハッシュタグやキーワードが含まれているポストに対して、プログラムやツールが自動的に「リポスト」するように設定することができます。
 

自動リポストの流れ



ちなみに、Xにおける自動リポストの別名としては以下が挙げられます。
 

【自動リポストの別名】
一括リポスト、リポストボット、リポストbot、一気にリポスト、一括RT、RTボット、RTbot、一気にRT、一括リツイート、リツイートボット、リツイートbot、一気にリツイート、一括引用リポスト、引用リポストボット、引用リポストbot、一気に引用リポスト、

  

X(Twitter)で自動リポストする必要性は?

X(Twitter)で自動リポストする必要性は、いくつか挙げられます。その必要性に関して以下に記載します。
 

観点詳細
時間の節約多くのポストを手動でリポストするのは時間がかかります。自動化することで、効率的にリポストができます。
定期投稿自動リポストにより、特定の時間帯や日付にリポストを行えるようになります。
リアルタイム対応トレンドやニュースに対して素早く反応でき、関連するポストをリアルタイムで自動的にリポストできます。
アカウントの影響力拡大定期的なリポストでアカウントのアクティブさを維持することで、フォロワー増加やエンゲージメント向上に繋がります。
エンゲージメントの向上他人のポストをリポストすることで、相手も自分のポストをリポストしてくれることがあります。これにより、お互いに交流が増え、エンゲージメント(関わり)を高まる効果が期待できます。エンゲージメントを高めることは、Xのアルゴリズムにとってプラスの影響があります。Xのアルゴリズムは、ユーザーがどれだけ他のユーザーと関わっているか、つまりエンゲージメントの高さを考慮してポストの表示順位を決定します。ポストがより多くの人に見られることにより、フォロワー数や収益化の増加に繋がります。

 

よくある質問(FAQ)

自動リポストに関して様々な疑問があるかと思います。ここでは、以下の「よくある質問」や「疑問」に対して解説します。
 

【よくある質問や疑問の一覧】
・自動リポストは禁止されている?
・SocialDogで自動リポストはできる?

 

自動リポストは禁止されている?【回答:過度な実施は禁止されている】

X(Twitter)上では、過度な自動リポストは禁止されています(下図参照)。
 



そのため、自動リポストツールなどでリポストを実施した場合、アカウント凍結の危険性があります。
 

SocialDogで自動リポストはできる?【回答:できない】

下記の公式資料を確認したところ、本記事執筆時点のSocialDogを用いて、X(Twitter)における自動リポストはできません。

>> SocialDogを利用してできること(公式サイト)


 

いかがだったでしょうか?不安は解消できましたか?
不安が解消されましたら、以降でご紹介ツールを用いて自動リポストを実践してみましょう!


 

ツールやサービスで「X(Twitter)の自動リポスト(RT)」する方法オススメ5選


X(Twitter)上で自動リポストができる「ツール」や「サービス」として、以下の5つがあります。
 

名称概要料金備考
X自動運用ツールGUIアプリケーションとして提供されています。自動リポストだけでなくその他の操作も自動化できます。月額1.5万円(サブスクリプション)ご紹介ページはこちら
Twitter Auto RetweeterWebサービスとして提供されています。Googleスプレッドシートを用いて、リポストしたい対象アカウントの設定ができます。月額7000円程度(サブスクリプション)ご紹介ページはこちら
nuelinkWebサービスとして提供されています。あらかじめリストに登録したポストに対して自動リポストができます。月額2000円程度(サブスクリプション)ご紹介ページはこちら
X(Twitter)向け自動リポストツールGUIアプリケーションとして提供されています。X(Twitter)の検索式を用いた自動リポストができます。2980円(買い切り)ご紹介ページはこちら
APIで自動リポストするプログラムを自作プログラミングを駆使することで自動リポストを自作できます。ただし、公式APIを使う場合は有料となります。無料または有料


以降で、それぞれの特徴に関して簡単に解説します。
 

方法①:X自動運用ツール

 

・リポストだけでなく引用リポストも自動化できる
・リポストだけでなくいいねなどの操作も自動化できる



X自動運用ツールでは、リポストだけでなく引用リポストの自動化もできます。

また、自動リポストだけでなく、いいねの自動化などXの様々な操作の自動化も実現できます。

ただし、本ツールはWindows環境でのみ動作するツールとして提供しています。そのため、MacOSやスマホしか所有していない人では使うことができません。
 

・料金:3つの有料プランがあり自動化できる操作が異なる
 最低価格は月額1.5万円から(サブスクリプション)
・トライアル:なし
X自動運用ツールのご紹介ページはこちら

 

方法➁:Twitter Auto Retweeter

 

・Googleスプレッドシートを用いた対象アカウントの設定ができる
・設定した対象アカウントのポストに対してリポストができる



Twitter Auto Retweeterでは、対象アカウントが投稿したポストや指定したポストに対して自動リポストができます。

さらに、指定したハッシュタグを含むポストに対しても自動リポストできます。

ただし、公式サイトでは、特定の単語を含む投稿や、特定の期間に投稿されたものに対して自動リポストを設定できるなど、細かな検索条件を指定できるとは明記されていません。

また、自動引用リポストが実現できるとも明記されていません。

   

・料金:3つの有料プランがあり利用可能時間が異なる
 最低価格は月額$56から(サブスクリプション)
・トライアル:あり(14日無料利用可能)
Twitter Auto Retweeterの公式サイトはこちら

 

方法➂:nuelink

出典:nuelink

 

・nuelink上であるテーマに対する「コレクション」を作成できる
・作成した「コレクション」に登録されたアカウントに対して自動リポストができる



nuelinkでは、コレクションに事前に登録したアカウントの投稿に対して自動リポストができます。

コレクションとは、テーマやトピックに基づいてXのアカウントを整理するためのフォルダのようなものです。

ただし、公式サイトでは、特定の単語を含む投稿や、特定の期間に投稿されたものに対して自動リポストを設定できるなど、細かな検索条件を指定できるとは明記されていません。

また、自動引用リポストが実現できるとも明記されていません。

   

・料金:3つの有料プランがあり作成できるコレクションの数などが異なる
 最低価格は月額$15から(サブスクリプション)
・トライアル:あり(14日無料利用可能)
nuelinkの公式サイトはこちら

 

方法④:X(Twitter)向け自動リポストツール

X(Twitter)向け自動リポストツールを使って自動リポストした例

 

・X検索式を利用でき対象期間などの細かい設定をした自動リポストが可能
・PCの操作を自動化しリポストを実現しているためロボット判定されにくい



ITエンジニアとして数十年ほど働いている筆者が開発した買い切りツールです。

このツールでは、特定単語を含むポストの自動リポストだけでなく、X(旧Twitter)で利用される検索式を用いることで、検索式を満たすポストに対して自動リポストをも実現できます。

検索式の組み立て方に関しては、こちらのX(旧Twitter)の公式サイトをご覧ください。また、以下に検索式の例を記載します。

【検索式の例】
・いずれかのハッシュタグを含むツイートを検索
 検索式:#Python OR #ruby

・指定ユーザーのツイート内で特定テキストを含むツイートを検索
 検索式:techbooktrend from:kakedashiman1

・ある文字を含む かつ 日本語 かつ ハッシュタグを満たすツイートを検索
 検索式:python lang:ja filter:hashtags


検索式では様々な細かい設定ができます。例えば、「期間の指定」や「特定リストに含まれるポストの表示」などができ、本ツールではそれらに対して自動リポストができます。

さらに、自動引用ポストも実現できます(下の動画参照)。
 



ただし、本ツールはWindows環境でのみ動作するツールとして提供しています。そのため、MacOSやスマホしか所有していない人では使うことができません。
 

・料金:2980円(買い切り)
・トライアル:体験版の提供あり
X(Twitter)向け自動リポストツールのご紹介ページはこちら

 

方法⑤:APIで自動リポストするプログラムを自作

X(旧Twitter)では、API(Application Programming Interface)という仕組みを提供しており、この仕組みを使うことで、簡単にPythonなどのプログラミング言語からポスト(ツイート)に対してリポストができます。ただし、リポストするために利用するAPIは有料です。

ちなみに、このAPIという仕組みを使わなくても自動リポストの実現は可能です。詳細に関しては以下の記事をご覧ください。

>> 【入門】PythonでTwitterと連携する2つの方法を解説
 

APIなどで条件を満たすポストに対してリポストを行うプログラムを自作することで、「無料」または「有料」で自動リポストを実現できます。
 



以上のように、X(Twitter)向けに自動リポストができるツールやサービスは多数あります。以下の基準で選ぶことをオススメします。
 

【こんな方には以下がオススメ:選び方】
・無料が良い
 方法⑤を選択
・スマホから使いたい
 方法➁➂のどれかを選択
・自動リポストする対象を細かく設定したい(キーワード指定など)
 方法④⑤のどれかを選択
・引用リポスト(引用ポスト)の自動化も実現したい
 方法①④⑤のどれかを選択
・買い切り型が良い
 方法④を選択
・気軽にお問い合わせをしたい
 日本の方が開発している方法①④のどれかを選択
・自動リポスト以外も自動化したい
 方法①を選択


 

実践を通して分かった凍結回避のコツ


方法④を採用し、2023年4月から本記事執筆時点まで、ある検索式を満たすポストに対して自動リポストを実施し続けてきました。

>> 方法④:X(Twitter)向け自動リポストツールの詳細はこちら
 

自動リポストを実施し続けている期間において、一度もアカウント凍結であったりシャドウバンされたりしませんでした。

その経験から、下記のことを遵守すれば、自動リポストを実施していたとしても、アカウント凍結やシャドウバンには繋がりにくいと考えます(凍結されたとしても筆者は責任を負いかねますので、自己責任でお願いいたします)。
 

【凍結回避のコツ】
・自動リポストは、2時間ごとに50回程度にすること
 例:14時に50回の自動リポストを実施、その後は16時に50回実施
・マウスのクリック操作などのGUI操作を自動化したツールであること
 ※画面操作をしているためロボットと判定されにくくなる
 ※各操作の速度調整を設定できる機能があればなお良い



以上のように、ご自身にあったツールやサービスを使うことで、簡単にX(Twitter)での自動リポストを実現できます。そして、より効率的にX(Twitter)を運営できるようになります。

 

まとめ:X(Twitter)の自動リポストをしたい場合はツールやサービスを使うこと!


いかがでしたでしょうか?

上記で紹介した方法を採用することでX(Twitter)に投稿されたポストに対して自動的にリポストを実施できます。

最後にもう一度内容を確認しましょう。
 

【おさらい】
・フォロワーを増やすためには定期的に他者のポストのリポストが必要!
・仕事や家事などで忙しくて定期的にリポストができない…
・ツールやサービスを使うことでリポスト周りを時短化できる!



本ブログでは、「X(Twitter)運用やX(Twitter)のデータ分析に役に立つツール」や「業務の時短化に繋がるIT技術」などを発信しています。定期的に更新していますので、ぜひブックマークをよろしくお願いいたします。

>> IT技術やその学び方を発信しているサイト「駆け出し物語」(本ブログ)
 

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